え~と、この記事の投稿予定は・・・土曜日か。
じゃぁ、週末恒例の下ネタ系の記事でも書こうかな(恒例なのかどうかは知らんけど)
いつものように、そういう話は読みたくない、聞きたくない、汚らわしい!って人は、ここでUターンしてくださいな。
これ、ちゃんと言っておかないと、後でとんでもないコメントとか来るからな。
気持ち悪いだの、吐き気がするだの言われたって、読んだ後じゃ、ど~にもならん。
そもそも、オレ、そんな事、知らんし・・・。
んじゃ、書いてみようか・・・。
今、仕事場で頑張ってるのが、ZINEの執筆だ。
ZINEってのは、この前の記事にも書いたけど、少量印刷した小雑誌みたいなもんだな。
このタイトルの「秘密通信」・・・スパイ小説なんかに出てくるような立派なものじゃないぞ。なんとなく決めたタイトルだ。
怪しい匂いもするし、昭和の雰囲気があるタイトルだよね。自分でも気に入ってるんだけどな(笑)
青春時代を昭和で過ごしてるんだから、このノスタルジックなタイトルでも問題ない。
で、問題の中身なんだけど、もちろんアレだ・・・。
ブログには書けないような・・・
下ネタ!
しかも・・・
マニア向け!
どんなマニアか?って聞かれても、ここじゃ答えにくい (笑)
希望者だけへの限定配布(印刷番号を通知するだけw)なんだけど、はたして、希望する人が居るかどうかも謎だw
妄想小説やら、これまでに体験した話やら、グラビアコーナーやら・・・いろいろ詰め込んでるところだ。巻末には、某ブロガーさんの寄稿もいただく予定・・・。
まぁ、創刊号で廃刊の可能性大なんだけど、一回は作ってみたいからな。
今のところ、A4用紙で20枚超になりそう・・・。
でね、この「秘密通信」、怪しい響きだし、昭和の匂いするんだけど・・・
昭和ってことで思い出したことがある。
続き~
昭和の風俗を語りだすと、オレが知ってるだけでもメジャーなところで「のぞき部屋」とか「ノーパン喫茶」なんてのが有る。当時のテレビでは、深夜枠の人気番組「11PM」やら「Tonight」なんかで、「のぞき部屋」なんかの特集してるし。山本晋也監督なんて、エッチ系のリポートばかりやってた。
テレビといえば「オールナイト・フジ」なんてのも有ったな。この頃より少し後かな。他には「ギルガメッシュ・ナイト」って番組。この番組だっけ?人気コーナーが有ったんだけど、「ティッシュ・タイム」ってコーナーね。どんなタイムだよ?って、今だと大笑いになりそうだな。
で、オレが高校生の頃なんだけど・・・全国的に大ブームになったものがある・・・。
ビニ本!
う~ん、今の10代、20代の人は知らないかなぁ・・・。
知らない人はお父さんやお母さんに聞いてください。「ビニ本ってな~に?」って・・・。
これ、テレビでも特集が組まれたり、すごいブームだったからね(笑)
wikiさんの解説によると・・・
ビニ本(ビニぼん)とは、書店で陳列・販売する際にビニールの袋で包装し、店頭での立ち読み防止のため内容が見られないようにしてある成人向け雑誌(いわゆるエロ本)。1970年代からその数が増加し、一般の書店やアダルト系に特化した専門書店で売られ、1980年代からはコンビニエンスストアやアダルトショップにも販路を拡大した。やがて修正範囲がぎりぎりまで狭められるとともに薄い灰色の修正に変わっていき、男女性器の結合部分が透けてみえるようになっていった。このような内容の成人向け雑誌はビニール袋に入れて販売されるようになり、出版業界・小売業界ともに隆盛した。
小規模な書店や個人経営の書店で店の奥に成人コーナーを設け販売することが多かったが、最盛期には神保町などの一等地に店を構える学術書等を販売していた書店も、売上増のために成人向け雑誌をビニール袋に入れて販売するようになるなど売上を伸ばした。
要は透明なビニール袋に入れられたエロ本だ。これが、当時としては画期的といえるぐらいの過激度。だって・・・
見えるんだよ!?
印刷も薄いボカシだったり、ただマジックで塗りつぶしただけだったり・・・。
ビニ本の女王なんてのも現われて、テレビでインタビューに答えたり・・・。
今じゃネットにそんな画像はゴロゴロ転がってるけど、あの当時だからね(笑)
大型書店には無いけど、場末の小さな本屋には置いてあったんだよな。
ある日のことだ・・・。
楽しい高校生活を送ってたオレに、悪友連中が情報を仕入れてきた。
悪友A:なぁなぁ、福岡に売ってるビニ本、すごいらしいぞ
ほぉほぉ、何がすごいん?
悪友B:なんかな、マジックを塗って隠してるだけらしい
結局、見えんやんか!
それなら薄ボカシの方がエエやろ
悪友C:ちっち・・・!アキラくん、甘いわ~!
なにがだよぉ?
悪友A:そのマジックな、あれだぞ・・・・
バターでこすると、マジックが消えて、全部、見えるんだぞ!
バター!?
マジ!?
バターを塗れば消えるとか、誰の情報なん?
悪友B:写真部の〇〇が言うとったわ
写真部が言うなら、マジな話っぽい・・・。
なにしろ写真のプロだからな。
そこからは、もう・・・
そのビニ本を手に入れたい
やっぱり都会の本屋じゃないとダメだ
田舎は面白くない
等々、行政批判にまで発展する始末だったんだけど・・・。
やっぱり見たい!
誰が福岡まで買いに行くかの相談だ。
下関から福岡県(博多駅)までは、国鉄(当時は国鉄だ)でもけっこうな時間かかる・・・。
ジャンケンで決めるか?
嫌だわ・・・
金は誰が出す?
(当時、高いものは一冊3千円とかだったな)
それは割り勘でエエやろ・・・
喧々諤々の議論・・・。
問題は、誰が買いに行くかだけだ。
もしかして補導される危険があるから、行く事だけは極力避けたい・・・。
結局、間近に迫った期末テストの順位で決めることに。四人の中で最下位が買いに行く事に決定。オレを含めて文系二人、理系二人・・・勝負科目は英語!
勝負科目に世界史を推したんだけど、理系の二人が納得するわけもなく、ここは双方に公平だろう英語になった。
この時のテストは、いつもと違う意味で頑張ったな。特に英語(笑)
結果的に、悪友Bが最下位だった・・・88点でww
80点以上だし見逃してくれ~(T^T)
なんて泣きつかれたけど、ここで見逃すほどオレたち甘くないからな。
なにしろ自分の手を汚さずに、噂のビニ本を見れるんだから・・・。
夏休み前の終業式の後、悪友Bを下関駅まで見送りに行ったな。
そこには駅のトイレで私服に着替えた悪友Bと、見送り3人・・・。
その日の夕方、悪友Bが戻ってきた。
無事に買ってきたようだ・・・。
7時前、柔道部の部室に集まる四人・・・。
悪友Bがカバンからビニ本を取り出した。
おおおお!
一斉に歓声が上がった。
悪友Cは、放送部の部室の冷蔵庫に隠してたバターを握りしめてる。
ビニール袋を破ってページをめくってみる・・・。
おおおおお!
また歓声。たしかにマジックで黒塗りされてる・・・。
おい、はよ、バターでマジックを落とせ!
悪友Cがマジックの上からバターをこすりつけた・・・。
ん?
え?
おろ?
あら?
四人の口から、とまどいの声・・・。
マジックなんか、全然、落ちないぞ。
むしろ、バターが広がって紙がヨレヨレになってきた。
おい、他のページもやってみれ!
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
全部のページにバターを塗ってみたけど、どれ一つとしてマジックは落ちなかった。
わざわざ福岡まで行って買ってきたビニ本は、バターを塗りまくって、ベトベトのビチョビチョ(笑) とてもじゃないけど観賞できる状態じゃない・・・。
こんなもの誰も欲しがらないって状態に成り下がってる。
職員室のドアの前に捨てて帰ったぞ。
そうそう、写真部の〇〇が悪友Bからブン殴られたのは登校日だったなww
ロクな事してないけど、懐かしいな。
今はネットのおかげで、何でも簡単に手に入るけど、ちょっと可愛そうな気もするな。
次回の予定~
PM理論で考える、理想のリーダー像とは?
ちょっと真面目な話・・・。