蹴球探訪
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【大相撲】白鵬1000勝 3連勝で決める 仕上がり9割2016年11月11日 紙面から
秋場所を全休し、右足親指と左膝を手術した横綱白鵬(31)=宮城野=が10日、福岡県篠栗町の宮城野部屋での朝稽古後に九州場所の出場をあらためて明言。あと3勝に迫った史上3人目の通算1000勝に向けて「3日目で決めて、あとはのびのびと相撲を取りたい」と宣言した。順調な仕上がりを強調し、偉業達成を復活優勝の足がかりにする。 歴代最多の優勝37回を誇る横綱でも、休場明けの勝負の土俵を前にした高揚感は抑えられない。朝稽古では、土俵を慈しむように四股とすり足を黙々と繰り返し、自らごみを見つけて拾う一幕もあった。これまでも出場への強い意欲を示していたが、稽古後には「よろしいですか。出させてください」と笑顔で出場をアピール。福岡入り直後は、調整不足の不安をのぞかせたが、初日まで1週間を切って、出稽古を含め、精力的に番数をこなして「忘れていたくらいの新鮮な気持ち。9割というところ」まで仕上げてきた。あと3勝に迫っている1000勝については「3日目で決める」と言い切った。 この日の九州場所前夜祭では、土俵入りを披露して大歓声を浴びた。宮城野部屋の激励会では、福岡・博多座の公演に出演中の市川海老蔵さんと中村獅童さんからも応援されるなど、千両役者ぶりも発揮した。 綱とりで話題をさらう大関豪栄道の好調ぶりもチェック済みだ。「自分も豪栄道も前半だよね」と1000勝と合わせて序盤戦を見どころのひとつに挙げた。もちろん、大記録達成でスタートダッシュし、1年の納めの九州で主役を譲るつもりはない。(志村拓) PR情報
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