トランプ大統領(1) 「反トランプ暴動」 の仕掛け人は?
相変わらず日本の新聞・テレビは、アメリカの主要メディア( MSM: Main Stream Media)の受け売りの垂れ流しで、たくさんのアメリカ国民が次期米大統領に決定したトランプ氏に反対しているかのような報道をしている。まったく現実を歪めた報道である。
新聞とテレビを律儀に見ている人間は、もはや真実を見ることができなくなっていると思っていいだろう。新聞とテレビは、最も一般的な大衆操作、染脳工作の道具になっている。
そのことは、米大統領選までの日本のテレビ・新聞の「クリントン優勢!」報道を見てくればわかりそうなものだ。トランプ当選でもまだ目が覚めない、救いようない、ぶ厚い無脳層 がいつまでも新聞・テレビを信じている。
トランプ当選は、新聞・テレビの時代の終焉を告げているのだ。
真実はネット上で自分で時間をかけて探さないと見つからない とすでに 自脳層 は悟っている。
アルバイト動員のドサ回りデモ
こうした「反トランプ暴動」、「反トランプデモ」 のほとんどは自然発生的なものではなく、莫大な資金を投じて組織的に展開されている “演出イベント” である。報道記者はこのことを報道すべきなのである。
日当をもらってバスで運ばれて各都市を “地方巡業” している 有給の暴徒集団 なのである。その多くはメキシコ人などのヒスパニック系で、今回の選挙でも選挙権のなかった連中が、厳しい移民政策のトランプの当選に業を煮やして、金をもらって大暴れして憂さを晴らしている のが実態である。
テキサス州の大都市オースチンでも 「反トランプ暴動」 があったが、その日に “地方巡業” の暴徒を乗せたバス が郊外に集結していたのを発見した市民がツイートしている。
以下は拡大写真である。
まるで修学旅行のバスのように、ずらーっと列をなしている。
どうやら、こうした “ツアー” をいくつも繰り出していると考えられる。それらは、一つの都市で大暴れすると、また次の都市に行ってまた大暴れするというふうにして “ドサ回り” をしているのだ。
すべて組織的にスケジュールが組まれて展開されているのである。それぞれの都市の市民のあいだから自然発生的に湧きおこっている反対運動などでは全然ないのだ。よそからやってきたゴロツキ連中が、同じくバイトを使ってあらかじめ用意されたプラカードやバナーを手渡されて大暴れしているだけなのである。
テレビや新聞の報道記者は現地でのそうした “アルバイトのドサ回りデモ”の演出 を知りながら、さも現地市民のデモであるかのように大きく報道しているのである。マスコミも共犯である。
もちろん、これほどの規模のイベントを起こすのには 莫大な資金 と 膨大なマンパワー が必要である。そして、それらを準備して指揮する コーディネーターチーム も必要である。しかし、湯水のように資金を注ぎ込んでもこうした大がかりな大衆操作を必要としている人間がこの地球上にはちゃんといるのだ。こういうことにいくらでも金を出す人間がいるのだ。そして、その下でパソコンを使って、全米地図とカレンダーをもとに組織的な展開を必死になって立案しプログラムする人間がいるのだ。
もちろん往生際の悪いクリントンも当然一枚噛んでいるだろうが、ほとんどは ジョージ・ソロス の差し金と見られている。この男はクリントンを大統領にするために、すでに莫大な金を注ぎ込んできた揚句、大負けをしてしまったわけであるが、今度は負けを取り戻そうと、何が何でもトランプを除去するために血道をあげているのだ。
まず、今回の 「反トランプ旋風」 の以下の写真を見ていただきたい。
何かに気づかないであろうか?
メキシコの国旗である。
メキシコからの不法移民、選挙権のない、いつ強制送還されるかわからない連中 である。メキシコより賃金のいいアメリカに入り込んでいた彼らは、トランプ政権になったら、メキシコに送り返される公算が非常に大きいのだ。トランプはこうした連中からアメリカの中産階級の失業者たちに仕事を取り戻してやろうとしている。トランプ自身がずっと金の亡者で生きてきたからこそ、70歳になって、金儲けを超えた真実が見えるのではなかろうか。
メキシコ人が特に目立つが、他の国からの移民も同じである。中南米に限らない。中東からも移民はたくさん来ている。オバマ、クリントンのグローバリズム推進政策 によって、安い労働力をどんどん受け入れてきたのだ。そして本来のアメリカの中産階級の人たちの働き口を奪ってきたのだ。
トランプは、そうした一部の富裕層の金儲けのためには国境を取り払えという グローバリズム に対抗して、アメリカの国益は一般のアメリカ人の国益でなくてはならないという アメリカニズム、つまりアメリカのナショナリズム を打ち出してきて大きな支持を得て当選したのである。
アメリカの現実を見据えている人間は、 「反トランプ」 報道 がいかに真実から程遠いかを知っている。
もちろん 「反トランプ暴動」 の参加者には、往生際の悪いクリントン支持者も多くいることだろう。しかし、選挙を経て当選した次期大統領が気に食わないから抗議するというのは、いかがなものであろうか?それとも単に日当が出るから仕事で暴れているだけか?
トランプ陣営に選挙の不正があったという抗議は寡聞にして聴いていないし、目にもしていない。むしろ不正はクリントン陣営側に山のようにあったのだ。それでもトランプ候補はそれを跳ね返して当選したというのが現実である。
さて、ジョージ・ソロスが今回の 「反トランプ暴動」 の仕掛け人であると考えるには根拠がある。
実はこうした 「反トランプ暴動」は、今回が初めてではなくて、すでに今年の3月と5月にもあって、それらがジョージ・ソロスにつながりのある団体が展開していたことが明らかになっているからである。
今回もおそらく、クリントンが落選した場合も考えて、当然事前にある程度の準備はしてあったはずだ。こういう悪賢い人間は、必ず最悪の場合も見越してちゃんと手を打っているものだ。
下の最初の記事は5月にあった 「反トランプ暴動」 の暴露記事である。「ジョージ・ソロスの資金で反トランプ暴動にアルバイトを動員」 していたことを証明している。
ヒスパニック系住民に反トランプデモへの参加を呼びかけるウェブサイト。
トランプが大統領になると強制送還されると脅かして動員するシステムがすでに用意されている。
反トランプのデモに使うプラカードやバナーを作るアルバイトの募集広告。
こうして作られたプラカードやバナーを、同じく金で雇われたデモ参加者に持たせて 「反トランプデモ」 が作られているのだ。
「トランプへの抗議デモ参加のアルバイト募集!」 という求人広告
「時給15ドルで、最大4時間」 と書いてある。
4時間で6,000円である。うまい話である。ヒスパニック系の移民でなくても、白人の失業者や学生だって飛び付くバイトではなかろうか?
要するに、一般のアメリカ市民が自分の意思表示としてデモ行動を起こしているのではなく、影の組織が莫大な資金を投じ、移民などを使って “演出” しているということだ。
さて、今回の大規模な 「反トランプ旋風」 は、あくまでも “大衆操作” であり、“染脳工作” であって、大敗を喫したクリントン陣営とその最大のスポンサーであるジョージ・ソロスの悪あがきにも見えないこともないが、非常に危険な予感がする。
この演出された 「反トランプ旋風」 は、歴史的事実を著しく歪め、トランプ氏への信頼性を莫大な資金力で切り崩そうとしている面がある。そして、今後トランプ氏の身に万一のことがあった場合、“当然だろう” と思わせる下地作り というふうにも思える。
この 「反トランプ旋風」 は何かの下準備である可能性がある。ソロスほどの狡猾な人間が、これをただの “悪あがき” で終わらせるつもりはないであろう。