• ちょっと振り返ってみる。

    2016-11-10 02:17
    振り返って何があるわけでもありませぬが。無名であります。

     思い返せば、MMD文化祭は結構初回から多難だったなあ、とか。
     祭り自体は、小さなイベントを一箇所にまとめることで一度に見て回りやすくしよう、中規模の祭りとして宣伝して各イベントそのものの露出自体を増やそう、コミュ同士や視聴者も含む参加者が楽に多くの異種ジャンルMMDに触れる機会を増やそう……という感じのものでした。
     小さな祭りの集合体。順位もつけず、遊びたい人が、わーっと集まれる祭り。
     MMDのジャンルをまたいで、参加者が楽しめる場所。
     原案者(初代主宰)であるエンドレスPと、それを引き継いだ無名が最終的に目指していたのは、多分そんな形でした。

     うん、何か色々誤解されていた気がしますけれど。
     弁明はしません。誤解を受けてしまったのは、運営の甘さもあったと思いますからして。


     実行委員内でも、タグを使わず「A-CUPのテーマコードで運用する」という部分が、理由も含めてきちんと浸透するまでに無茶苦茶時間がかかりました。
     当時はタグロックが5つしかできなかった(かつ、MMDのタグとカテゴリタグで二つ食われるので実質3つ程度しかロックできなかった)ので、たくさんのイベントに一気に参加したい! という人に対応するにはタグロックにこだわっていては不可能だったのですよな。
     イベントをやる=タグロック必須、という考えが、実行委員内でも物凄くガチガチだった時期でもありました。
     今でこそタグはフルで10個ロックできますが、それでもカテゴリタグや譲れないタグをロックしていったら、やはりフリーで使えるタグは少なくなるわけで。

    「タグは任意のものをつけてOK、ロックは参加者の好みで。
     参加の意思は、動画説明文の文化祭コード(テーマコード)で判別します(リストへの振り分けはA-CUPのシステムのお仕事)。
     文化祭に参加してくださるお祭りは、ルールとしてタグ付けやロックを参加者の任意としてください」

    ……というのを説明するのに、何故か猛烈に苦慮する羽目になったのでした。
     まぁ、経験を積むまでこちらの説明が壮絶に下手だったのだろう、というのもありますけれどなーorz


     文化祭の運営の軸としていた「A-CUP」がそもそも何をするためのシステムなのかといったら、実はあれ「運営が楽をするためのシステム」だったりします。
     いやあ、何が楽って。……便利機能がありすぎて、正直説明しきれないので横に置きます。
     紹介生放送用のリストを文化祭の参加イベントごとに取得する等、マイリス管理でやっていたら果てしなくきついところが「ツールも使わず担当者少数でしかもブラウザで済む!」というのは、恩恵として相当大きかったです。ええ。
     文化祭のために、管理者の小夜さんには随分色々なカスタマイズを施して頂きました。
     この場を借りて、改めて御礼申し上げます。


     MMD文化祭の二代目主宰として祭りを引き継ぎ、第三回を開催することなく畳む役を務めた自分でありますが。
     今後はどうしようかなぁ……と、ぼんやりと考えながら日々を過ごしております。
     まぁ、来年のことを言うと鬼が笑うと申しますし。自分も、この先どう活動していくかは明言できないわけなので。
     今は、こつこつと今を積み重ねていこうか、などと思うのでありました。


     脈絡なき独り言でありました。無名でした。
  • 広告
  • 現在、MMD関係で騒がれているとある人物について。

    2016-10-21 17:351215
    毎度。無名であります。
     今まで言うにいえずに黙っていたことを、言います。


     涼子P疑惑で追い回されている「りあ」という人がいます。
     この人は、かつてMMD文化祭実行委員会に所属していた、涼子Pその人です。
     これ以外の名前との紐付き等は存じませんが、ここだけは確実です。
     当時のイベント主催として、そのことをここに明言致します。

     団体での運営、というものについて、いくら言ってもわかってくれない人でした。
     何かのイベントで「主催側」である際に言動に気をつける必要性も、告知で伝えるべきことが何なのかも、何度説明してもわかってくれない人でした。
     そして、何だかんだでハセカラの皆様と衝突することになった際、最低でも半年は動画や生放送から離れておとなしくしていた方が良い、という皆の意見を迷わず蹴った人でした。
     じっとしているのが嫌だ、という理由で、事態の収拾もせず、忠告したメンバーを炎上の真っ只中に置き去りにして逃げ出し、一方的に縁を切ってきました。
     以後、こちらからも縁をばっさり切って今に至ります。

     現在、涼子Pは自分が炎上していても「荒らしは無視していれば自分は無事、周りも無視していれば何事もないに違いない」という考えで行動しているようだ、と伝え聞きました。
     自分が荒らしに遭っている被害者だ、と思っているようですが、実際は少々違う、と言わせて頂きます。
     りあ氏(涼子P)は、自分とは別人だと言い張っている人物と、同一人物です。
     そして、自分自身が荒らしを引き寄せて他の人に火の粉が飛んでも「自分は無事だから問題ない、周りは何で無事に済んでいないの?」という考え方をする人だ、というのをMMD文化祭の主催時代に嫌というほど思い知らされた相手でもあります。


     何故、今になってこういったことを書く気になったか、というのを述べます。
     簡単に言いますと、第三回MMD文化祭の最後の会議で残していった約束をことごとくあちらが破りまくった結果、沈黙していても延々とデメリットを押し付けられ続ける、という有様になったから、です。

     自分は、イベントを共に手伝ってくれた人や、参加したかもしれない皆様が「特定・荒らし等の迷惑行為にさらされる可能性があるため」開催寸前のイベント(MMD文化祭)を閉じた経験を持ちます。
     協力してくれた皆様がいらぬ詮索をされぬよう、半年あまり活動を自粛し、その後も口をつぐみ続けて今に至ります。

     さて。
     一方的に縁を切ってきた涼子Pは「自分が潰したイベントなので最後まで見届ける義務がある。最後の会議にだけは呼んで欲しい」という旨、連絡をしてきました。
     この時点で既に、涼子PはMMD文化祭のSkype会議室から一方的に抜けています。
     突っぱねることで場が一致していたのですが、自分はとある条件下でこの人を呼び出させてくれ、と他のメンバーに願い出ました。
     そして、MMD文化祭の解体作業がすべて終わり、最後の挨拶が終わり、全員が退出した後の何もない会議室に涼子Pを呼び出しました。
     延々と二時間説教をして、いくつか約束をとりつけ、涼子Pの退出を見届けてから、会議室を畳みました。

     約束の一つとして、涼子Pは「もう繰り返さない」と言い残しました。
     投稿も当面制限する、イベントへの参加も自粛する、と。
     その上で、制限する、と言っていた投稿作品について、一切制限をかけようとしませんでした。
     他のイベントに、自分自身が炎上中であるにも関わらず参加して、火の粉を盛大にぶちまけました。
     結局、繰り返しているわけです。

     過去、その早とちりと勘違いからリク生という場をギスギスとしたものにして後は省みず「立ち去ることで責任は果たした」と、結果的に場を潰していった人物です。
     これ以上、遊び場を窮屈にされたくない。
     黙っていても、窮屈さが増すことはあっても解消されることはない。
     そう判断して、自分はここにこうして文字を書き連ねています。


     ハセカラ、と呼ばれる皆様に涼子Pが事実上喧嘩を売り、煽り、挙句にMMD文化祭の解体処理の途中から新アカウントで動画投稿を始めていた事実が発覚したときのことを、自分は忘れたことがありません。
     文化祭の解体処理中に、メンバーの一人が「もしかしてこれ、そうじゃないのか」という動画を見つけて問いただした結果、判明したことでした。

     ハセカラに喧嘩を売ったのは、涼子Pです。どう考えても、ここは本人が悪い。
     そして、すぐにコメントでお詫びしてくる! と言い出したのを一旦引き止めたのは、他ならぬ自分です。
    ……誤用と誤字脱字、意識せずに相手を煽る捨て台詞を書くことにかけては一級品でしたから、そのまま行かせたら間違いなくトラブルになる、と判断したからです。
     結果、さらに酷い状況を引き起こしてしまったのは、一部の方が御存知です。
     お詫びをするより先に、涼子Pは自コミュのオープン放送の席にやってきたハセカラ系の視聴者に手ひどい言葉を投げつけ、クローズド放送に逃げ込みました。

     自分は今でも、あの涼子Pの生放送の席で罵声を浴びせられた皆様に、また同席した結果嫌な思いをしてしまった皆様に、申し訳なく思っています。
     あの時は、当時のうちのメンバーが皆様に不快な思いをさせてしまうこととなり、またそれを止められなかったことをお詫び申し上げます。すみませんでした。
     その時、自分は……その、炎上している張本人がどうやったら穏便なお詫びをしてきちんとけじめをつけられるか、という会議の真っ最中でした。
     クローズドで放送しているものだとばかり、思っていました。視聴者としてやってきた人を、トラブルを起こしている界隈の皆様を、クローズド放送に逃げ込めば安全だから、と煽りまくるような人だとは思っていませんでした。

    「話し合いに疲れた、息抜きをさせて欲しい」
    ……その言葉に、煮詰まっているだろうから会議を中座してやってきていいよ、と答えてしまったことを、悔いなかった日はありません。


     正直涼子Pには、MMD関係に限らずネット上のイベントや各種生放送には二度と来るな、姿を現すな! と言いたいのです。動画が投稿されるたび、生放送で姿を見るたび、言葉をコメントとしてぶつけようとする自分をずっと押し留めてきました。
     もう、接触する気は一切ないので、直接伝える方法はありません。
     なので、ここにこうして書き連ねております。

     何しろ、場に姿を現したが最後、間違いなく周りに火の粉を撒き散らして自分だけ逃げて「立ち去ったから責任は取った、責任を取ったからもう終わったこと、他人事」という人だというのがわかっていますから。
     大きなトラブルの種にしかならないので、少なくとも自分(無名)が関わるイベントや放送では、仮に別人として参加してきたとしても判明次第蹴り出します。
     これ以上遊び場を燃やされるのはごめんですし、趣味なのに迷惑行為に怯えてストレスを抱えながら活動しなければならない、という状態を持ち込まれたくありません。


     繰り返しになりますが、自分は今後涼子Pがどんなに名義を変えて活動したとしても、関わりを持つつもりはありません。
     MMD文化祭を手伝ってくれていた当時の主催側メンバーも協力者も、全員見解は同じです。
     別人に成り済ましたとしても、トラブルが付いて回ることは目に見えています。それくらい、あっさり見つかるほどに色々な意味で特徴的な人ですからして。

     とあるSNSで随分前(もう一年以上前)に絶縁宣言は出していたのですが、今回ここで繰り返させて頂きます。
     当時のMMD文化祭の主催の無名、および運営メンバーとイベントの原案者は、この人とは完全に縁を切っています。
     勝手に飛び出され火の海に置き去りにされ、場を焼け野原にされてから、一年以上が経ちました。
     現在関わりはありませんし、今後関わることもありません。
     裏方として手伝ってくれていたメンバーの詳細は、トラブル防止のために明記は避けます。
     どうか、そっとしておいてください。


     また、ハセカラの……いわゆる「尊師MMD」の動画制作者の皆様。そして、そちら側の視聴者の皆様。
     涼子Pは、自覚なく荒らしを引き連れてイベントに乗り込んできた形となりました。その荒らしがどう振舞ってくるかを考えず、あくまでも「あたしは悪くない」と言いながら、です。
    ……傍から見れば、の話をします。
     尊師MMDの皆様が、意図せずして同じように荒らしを連れて歩いていると見られていること、涼子Pと同じようなことを「やってしまっている」ということを、御考慮ください。
     あくまでも、今までの皆様を見ていての、無名としての視点です。
     イベントへの参加の際、ほんの少しだけで良いですので。
     場を荒らさない、ということの意味について、気にかけて頂ければと思います。


     最後になりますが。
     本当に申し訳ないのですが、自分は尊師MMDが苦手です。
     モデルやネタの出自から、元々苦手意識はありました。
     上記の出来事から、完全に、生理的に無理、という有様となりました。
     ので。
     自分の個人の生放送の際や、立ち上げるイベントで参加を御遠慮頂く事になるかもしれませんが、そこはあしからず御了承ください。

     高い完成度の作品があることも、他愛のないダンス動画があることも、モデルそのものとして使っている方がいるのも承知しておりますが。
     サムネで反射的に引き返したりして、まともにそれらの動画を見ることができないのは、正直本当に申し訳なく思うのですが。
     正直なところ、好きな作品もいくつかあるのですけれども。
     MMD文化祭を畳んで半年、そして今まで口を閉ざしている間に考える時間はたくさんあったのですけれども。
    ……それでも。


     MMD杯の中継生放送などの場を預かる際には、今まで通り中立の立場としてきちんと振舞いますので。
     放送の席に視聴者として楽しみに来る方や、流れる動画をdisろうとは思いませんので。
     平に、御容赦願います。


     無名でした。

  • 中継生主の独り言@第17回MMD杯

    2016-09-05 20:382
     んた誰、と問われれば、見ての通りの無名であります。
     無名P(無名)と、現在名乗っております。無名であります。

     皆様、まずは第17回MMD杯、お疲れ様でした。
     中継放送にご来場頂き、あるいはこのブロマガに興味を持って頂き、ありがとうございます。

     あまりにも「あんた誰」だと思いますので、軽く述べます。
     自分は第8回MMD杯でMMDの祭りに初めて触れ、以後、ご縁あって第13回MMD杯あたりから「閉会式放送の中継生放送」を個人的にやっております。
     中継生自体の始まりは、確か第10回杯あたりにMMD杯の運営さんがツイッターで「座席が溢れるー! どなたか溢れてしまうエコノミーさん他視聴者さんの受け皿になってくださる方はいらっしゃいませんかー!?」の旨、閉会式の時に悲鳴をあげたのがきっかけだったと記憶しています。
     当時盛んだったMMDリク生を引っ張っていた個人の生主が、それに応じる形で始まりました。
     自分は、その人が席を離れた後を引き継ぐ形で現在に至ります。
     ひらべったーく言ってしまえば、生放送可能な環境があるだけの、ただのニコニコ動画のユーザーの一人です

     閑話休題。

     放送が終わって一夜明け、色々とツイッターや知り合い等から情報が入ってきまして。
     その中で、中継生主としての立場から気付いたことを述べていこうかと思います。
     あ、あくまでも個人的な意見であり、経験や朧になってきた記憶に基づくものです。
     ので、まぁあまりあてにせず軽く聞き流してください。


    1.MMD杯でモデルの配布等は「普通にやっていたこと」

    「MMD杯でモデルの配布とかどーなのよ? そこでやるとか普通じゃないだろ」
    ……みたいな話が出ているらしい、というのは、実は杯の閉会式前から知っておりました。
     自分の記憶では、過去の杯ではごく当たり前にモデルやモーションの配布、その後に始まるイベントの告知が参加作品として登場していた気がします。
     最近だと、イベントのまとめ動画もありましたっけ。
     人が集まり、露出が増えるチャンスだ! と、杯に合わせてモデルやモーション等+動画を仕上げるために骨身を削る皆様を、モデラーモドキな自分は「凄いなぁ」と眺めていた記憶があります。
     間に合わんかったー、で遅刻で作品と配布モデルを出したり、EXで配布! というのも多かった気がします。
     なので、MMD杯の半分くらいを見てきた身として「杯でモデルとか配布? OMFに次ぐくらい人目に触れるチャンスだから大いにOKじゃね?」と、まぁそう考えるのであります。


    2.遅刻動画紹介(遅刻組ダイジェスト)はあれ、杯の公式動画じゃないのだそうです。
     これは、実は前回……前々回でしたっけ? 放送回線の事故で、MMD杯の閉会式の放送が二日に渡った事がありまして、その時放送時間関係で頻繁に杯運営の方とコンタクトを取ったときに知ったことであります(それまでは、自分も公式動画だと思っておりました)。
     遅刻組ダイジェストもEXの情報の取りまとめも、実は運営のうちのお一方が、趣味で一生懸命やっていらっしゃったのだそうで。
     一人で、毎回15分を超える勢いのまとめ動画を作っていた事になります。エンコード時間ぎりぎりを見積もって組み込める限りの動画をはめ込んでいた様子は、過去のダイジェスト動画を見れば予想がつくかと思います。
     今回は、遅刻ではなく「極楽浄土ダイジェスト」だったわけですが、これまた個人の動画だった模様。
     遅刻動画の紹介はそもそも最初からあったわけではなく、運営の義務ではなく、趣向が変われば違う特集にもなり、引き継がれなかったらいずれ多分姿を消してしまうかもしれない「個人の作業」だった、というお話。
     今回の極楽浄土にしても、動画は29本。
     動画をまとめた方の熱意と労力に、頭が下がります。
     そんなこといっても、前例ないんだろ!? と言われそうですが、第10回杯は遅刻組ダイジェストではなく過去のレジェンド特集でした。これ本当。

     遅刻組ダイジェストがなかった! とがっかりした皆様。
     個人表彰セットが、毎年配布されていることはご存知でしょうか。
     自分の手で、自分なりの「遅刻組ダイジェスト」を作るのも、ひとつの楽しみかもしれませんよ?
     ネタかぶりしそう? 気にしてはいけません。お祭りですから。


    3.MMD杯で「一般視聴者にも評価させろ!」という方に「個人表彰」をお勧め。
     MMD杯では、誰もが好きな動画を好きなように個人で表彰することができるように「個人表彰セット」が配布されております。
    ……毎回セットを制作している運営の担当の方、お疲れ様です、いや本当に。
     自分、杯が終わってから「個人表彰されてないかなぁ。されていなくても、他の人のお勧め動画がたくさん見られるからいいかー」と、個人表彰動画めぐりを毎回やっております。
     個人的な意見ですが、個人表彰はMMD杯の華のひとつではなかろうか、と。
     参加者や視聴者が評価した動画を見たい、自分が評価した動画を見せびらかしたい! という方は、是非個人表彰の世界へどうぞ。
     自分は、毎回何かに忙殺されてできずじまいでありますがorz、いつか個人表彰動画を作るのも目標の一つです。


    4.A-CUPは「MMDイベント支援システム」
     杯の運営が作ったシステムだあーだーこーだ、とあれやこれや言われているA-CUPですが、別に杯のためだけに稼動しているわけではありません。
     その前にあったSSKシステム(でしたっけか。8回杯で自分もお世話になっております)の後を引き継ぐ形で作られたものなのは確かだそうです。
     でまあ、ご存知の方も多いと思いますが、現在は「A-CUPで集計とかしたい!」という多くのイベントのデータ管理、配布ファイルの置き場がなければその場所の提供等も担ってくださっております(GoogleSiteとか、HPの容量壮絶に小さいですし)。
     だからどうしたと言われてもまあ、そういうものなのです、というお話。


    5.MMD杯の運営の皆様は、全力で遊んでいるだけの「参加者」
     金が絡んでいるだろうとか利権が絡んでいるんだろうとか、何か陰謀論があるとかないとかよくわからん話を小耳に挟んだので。
     色々と、タイミングが重なってあれやこれやに見えた時期もあるかもしれませぬ、それは自分も否定しません。
     が。
     MMD杯運営に金が流れているとしたら、担当者が過去にvistaのノートで6時間かけて公式放送用の動画をエンコードする、とか逆にあり得ないだろうと思う自分であります。
     あ、故あって実際にそのマシンやデータを拝見する機会がありました。
     そのノートであれを作るとか、あんたは何者だ(褒め言葉)。
     無駄に長くMMD杯を見ていると、金銭が入り込む余地がないのがよくわかります。
    ……とはいっても、こればかりは自分がどんなに言っても信じない人は信じないだろうからなぁ、と思ったり。証拠を出せ、と言われても、中継生主として頻繁にコンタクトしてわかる運営の皆様の人柄とかエンコード状況のお話とかから垣間見える状況でわかる、というレベルですので困ってしまう事象であります。
     というか、忘れ去られがちなのですが。

     MMD杯って、規模は大きいけれど ユーザーイベント なのですよな。

     スポンサーとかいないし。という。
     イベントは「有志が集まってやっているもの」であり「ニコニコ動画(ドワンゴ)の公式ではない」ものであり「公式動画はあくまでも『個人が開催しているイベントの動画のために個人が一生懸命作ったもの』」であって……ええい、何でこうくどくなるのか。
     平たく言うなら「ユーザーが動画持ち寄るだけの祭りに権威も金もなんもあるかーい!」というのが、長く参加している一個人としての見解です。

     あとまあ、誤解のないように(あくまでも個人の見解として)申しますと。
     運営も、選考委員(Not審査員)の皆様も。
     動画を作る人も、見る専の人も、モデラーの皆様もモーション作成する皆様も、その他杯に参加する動画に関わるさまざまなことに携わる皆様も。
     等しく、MMD杯の参加者だと思う自分であります。
     MMDの動画は、個人でも作れます。
     けれど、人との繋がりがあるからこそ、技術や表現の幅、ネタの幅が増える世界でもあると思っておりますので。
     ええと。
     いかん、この段落での着地点見失ったorz
     とにかく、関わる皆様がみんな楽しければいいと思うよ! と、単純な位置に着地してみる。


     MMD杯は、元々ユーザーが少なかった初期に「皆で動画を持ち寄ろう、杯ってつけたから順位もつけよう。MMDに関して一切金銭を受け取らない樋口M(MikuMikuDance自体の制作者様)に動画でお支払いをしよう」と始まった……という感じの対談を、ネットで見たことがあります。
     そもそも「ミクを動かしたい」で世に生まれたMMDでありますが、今や動かせるモデルは増え、裾野は一気に広がりました。
     中には、ジャンルやモデルに好き嫌いが出てくる方もあるでしょう(恥ずかしながら、自分もそうなのですがorz)。
     それでも、自分思うに。
     どこまでいっても、根っこは「このキャラが動くところを見たい」「このキャラを動かしたい」「画面を作って楽しみたい」というものだとは思うわけで……あれ。何言おうとしたんだっけorz
     まぁ、なんだ。
     わーっと集まって楽しむ、というのがMMD杯の根っこにずっとあるものなのだ、というのは確かな気がするのであります。
     中継放送で「良いものは褒める、嫌いなものはdisらない。楽しみましょう。お祭りですから」と言ったのは、そんなわけなのであります。


     以上、長々と2年半ばかり中継の席をお預かりしている個人のたわ言でありました。
     ここまで読んで損した方、すみません。
     お付き合い頂けた方、ありがとうございます。
     たかだか数年ではありますが、リク生主、中継生主という立ち位置にいたので言えること、というのを長々と述べさせて頂きました。


     最後に。
     中継生主にも何か特権があるんだろう! という方がいるとあれなので、念のために言わせて頂きますと。
     何もありません。
     強いて言うなら「生主やるのが好きなら、それなりに、楽しい かも しれない」

     MMDコミュでやるなら、場所をお借りする立場としてコミュ主さんに放送権限を申請し、枠がとれる状態になり、NLE等が使える状態になった時点で「はいはい、俺がやるよー」と、誰もが名乗り出ることができる立ち位置です。
     枠を取るにあたって掲示板で念のために予告をしたければしたり、他に放送枠を使いたい人がいないか確認をしたり、といった当たり前のことさえきちんとしていれば、極当たり前に可能なことです。
     ついでに、MMDコミュで「やらなければいけないものでも『ありません』」。
     自分は、受け皿として席数が多い(=コミュレベルが高い)MMDコミュで幸運にも場所をお借りできる形となり、そこでずっとやっているだけでありまして。
     どこのコミュで、誰がやっても良いのだそうです、中継。ここ重要。
     特別なものでも何でもありませぬ。ここも重要。
    ……というまあ、それだけの何か。

     閉会式の中継生も、前々回あたりから「必要ないのではないか」という言がちらほら出ていることは承知しております。
     じゃあ、何でやっているのか、といえば。
     動画を皆と一緒に楽しむためにコメントを考え、視聴者同士が激突しないように気をつけ、緊張で冷や汗をかき時に胃が痛くなるような瞬間もあり……とまぁ何かこう書くとマゾいな(汗)
     単に、一人でも多くの人が席に座れたら楽しいはずだし、一人で見るより皆で閉会放送を見たい、その方が自分や誰かがきっと楽しいだろう、多分! という、ただそれだけであります。
    (自分が楽しいついでに誰かが楽しいと嬉しい、というのは自分のスタンスですので、そこはご容赦を)

     皆で何かを見るのは楽しい。わいわい言い合いながら、同じものを見て時間を共有するのは楽しい。
     苦労があろうと、些細なことで視聴者同士の喧嘩が勃発しかけようともリク生主をやっていたのも、そんな理由であります。色々あって、現在長らく席を離れておりますがorz


     まぁ、そんなわけで。
     以上、適度に聞き流して頂ければと思いつつ、筆を置くのであります。
     次の杯は、半年先。
     自分がその頃どうなっているかなど、確約はありません。
     また中継放送があるのかどうか、できるのかどうか、もしも無名の生主が席を離れる場合、代わりのどなたか、あるいは後継が現れるかどうかも定かではありませぬが。
     ご縁がありましたら、また中継の席なり、どこかなりでお会いしましょう。

     無名でした。