1963年生まれで今年で53歳になるグリコの「プリッツ」が、特設サイト「プリッツの気持ち」で積年の思いを語っています。どうやら、11月11日の“ポッキー&プリッツの日”に毎年「ポッキー」(50歳)ばかりが注目されていることに不満があるようです。
プリッツは、11月11日を「一年で一番つらい日のはじまりです」として、その理由に多くの人がこの日を“ポッキーの日”だと思っていると指摘。もういい歳なので目立たないことにスネているわけではなく、ポッキー&プリッツの日なのに世間がポッキー1色なのがつらいのだとか。
例えば、街中のポスターが完全にポッキー仕様だったり、「ポッキー&プリッツの日」の公式Twitterアカウント(@pockypretz11)のアイコンがポッキーのみだったり。さらに去年のポスターでは三代目J Soul Brothersが持っているのが、左からポッキー、ポッキー、ポッキー、&ポッキーだったとして、「私も持たれてみたかったなぁ」「これが、シェアハピの力なんでしょうか」「天に向かって、ビンと力強く。今年で50歳とは思えない若々しさですよね…」と、こっちまでつらくなってくるコメントをぼそり。
すると今度は友だちだというお笑いコンビ・バイきんぐの、小峠さん「じゃないほう」の西村さんとのエピソードに。西村さんとは“じゃないほう”つながりで話が合うのかもとのこと……。去年のこの日に西村さんにこれまでの想いをグチっていたという思い出話をしているうちに、心の内がスッキリしたというプリッツ先輩。今年の11月11日から世界で「Pocky day」が始まるという突然すぎるニュースにも、ポッキーに素直に「おめでとう!!」と返しています。「Pretz day」なんてなかった。
最後に、「このページ、全部出力して縦につなげると、縦横比がプリッツと同じ比率になる」というトリビアを語りつつ、「明日からまた、がんばります!」と決意を新たに&爽やかに締めています。……とはいえ、その下には応援を誘導するように「#プリッツがんばれ」とあるので、プリッツ派の人はTwitterなどで応援してあげると、きっとプリッツ先輩も喜ぶと思われます。プリッツ、がんばれ。
(宮原れい)
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