北陸新幹線 未着工区間 候補の3ルートの試算判明
北陸新幹線でまだ着工していない福井県の敦賀から大阪の区間で候補になっている3つのルートについて、国土交通省は、事業費では滋賀県の米原を通るルートが最も安く、所要時間では福井県小浜市から京都に向かうルートが最も短いという試算、試みの計算をまとめました。
北陸新幹線でまだ着工していない区間では、福井県小浜市を通り京都駅まで南下する「小浜・京都ルート」、京都府舞鶴市を経由して京都駅に至る「舞鶴ルート」、滋賀県の米原で東海道新幹線に合流する「米原ルート」の3つが候補になっています。
国土交通省は、ルートの絞り込みに向け、項目ごとに試算したところ、事業費では「米原ルート」がおよそ6000億円、「小浜・京都ルート」がおよそ2兆円、「舞鶴ルート」がおよそ2兆5000億円になるとしています。
一方で、所要時間は「小浜・京都ルート」が最も短く、「舞鶴ルート」と東海道新幹線に乗り換える「米原ルート」は長くなるとしました。
さらに、建設によってどれだけの経済効果が見込めるかを見る費用対効果の分析では、「米原ルート」と「小浜・京都ルート」の2つは投資に見あう効果が期待できる
一方、「舞鶴ルート」については期待できないとしています。
国土交通省は、詳しい試算結果を、11日に整備新幹線の建設促進を目指す与党のプロジェクトチームに報告することにしていて、今後、ルートの選定に向けた与党内の検討が本格化することになります。
国土交通省は、ルートの絞り込みに向け、項目ごとに試算したところ、事業費では「米原ルート」がおよそ6000億円、「小浜・京都ルート」がおよそ2兆円、「舞鶴ルート」がおよそ2兆5000億円になるとしています。
一方で、所要時間は「小浜・京都ルート」が最も短く、「舞鶴ルート」と東海道新幹線に乗り換える「米原ルート」は長くなるとしました。
さらに、建設によってどれだけの経済効果が見込めるかを見る費用対効果の分析では、「米原ルート」と「小浜・京都ルート」の2つは投資に見あう効果が期待できる
一方、「舞鶴ルート」については期待できないとしています。
国土交通省は、詳しい試算結果を、11日に整備新幹線の建設促進を目指す与党のプロジェクトチームに報告することにしていて、今後、ルートの選定に向けた与党内の検討が本格化することになります。