JR九州の青柳俊彦社長は10日の会見で、九州新幹線の筑後船小屋駅、新大牟田駅のホーム無人化について、「来年に実施したい」と正式に表明した。鉄道事業の収支改善策の一環として「可能なところに拡大したい」とも述べ、今後、新幹線駅のホーム無人化をさらに広げる考えも示した。

 JR九州は不採算が続く鉄道事業の合理化を進めており、今春から先行して新玉名駅のホームを無人化している。通常はホームに駅員が2人いて安全確認などを行うが、青柳社長は「無人化で1駅につき6~7人の合理化になる」とした。

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