福井悠介
2016年11月10日18時24分
在日米軍のジェリー・マルティネス司令官は10日、日米共同統合演習が行われている山口県の米軍岩国基地で記者会見し、ドナルド・トランプ氏が米大統領に就任した後の在日米軍について、具体的な政策は未公表なので確たることは言えないとしつつ、「今後もこれまでと同じように、強力に展開を続けると確信している」と述べた。
トランプ氏は、在日米軍の駐留経費は日本が全額負担すべきだとし、応じなければ米軍撤退もありうると主張していた。
マルティネス司令官と一緒に会見した自衛隊制服組トップの河野克俊統合幕僚長は「実際にトランプ氏がどのような安全保障政策を遂行するかは、予断を持って申し述べることは控える。日米同盟の重要性は両国間で共通の認識があると確信している」と話した。記者会見は日米共同統合演習を締めくくるもので、大統領選の開票前から予定されていた。(福井悠介)
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朝日新聞国際報道部