JR九州は9日、来春から熊本―人吉間で運行する新しい観光列車「かわせみ やませみ」の車内デザインを公開した。地元のヒノキや杉を多く使い、自然の香りやぬくもりを感じられる内装にするという。

 ヒノキはテーブルやカウンターなど、杉は床、客室内ののれんにはいぐさを使う。天井やシートは緑や青で、デザインした水戸岡鋭治さんは、「森が走っているような温かみのある列車にしたい」と語った。

 「かわせみ やませみ」は熊本―人吉間を1日3往復程度、毎日運行する。(角田要)

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