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「自分の間抜けさ以外の何ものでもなく」

記者会見する常岡浩介さん=東京都千代田区で、2016年11月10日午後3時17分、福島祥撮影

イラクで拘束・解放 日本外国特派員協会で記者会見

 イラク国内でクルド自治政府に拘束され、解放されたジャーナリストの常岡浩介さん(47)が10日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見し「みなさんに心配をおかけして申し訳ない。自分の間抜けさ以外の何ものでもなく、反省している」と謝罪した。

     常岡さんによると、過激派組織「イスラム国」(IS)のキーホルダーを持っていたのを問題視され、拘束されたという。常岡さんは「キーホルダーはISからもらったものではない」と説明し「私はISのメンバーではないし、支持者ですらない」と強調した。

     常岡さんは10月27日、イラク北部で取材中、クルド自治政府に拘束された。今月7日に在イラク日本大使館員に引き渡され、8日に帰国した。【福島祥】

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