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【ゴルフ】

松山英樹、年間賞金7億円突破だ

2016年11月10日 紙面から

プロアマ戦で笑顔を見せる松山=太平洋C御殿場Cで(松岡祐司撮影)

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 男子ゴルフの松山英樹(24)=レクサス=が年間獲得賞金7億円超えを狙う。今季国内2戦目となる三井住友VISA太平洋マスターズ開幕前日の9日、会場となる静岡・太平洋C御殿場Cでのプロアマ戦で最終調整。今年の獲得賞金は日米両ツアーを合わせて約6億7400万円に上っており、今大会の優勝賞金4000万円を上積みして、今月末に石川遼とタッグを組んで出場するW杯への景気付けとする。

 松山が師と慕う中嶋常幸は「(松山)英樹は別の次元の選手」と賛辞を贈ったが、獲得賞金も松山は別次元にある。

 2月の米ツアー・フェニックスオープン、先月末の世界選手権シリーズ・HSBCチャンピオンズ優勝などで計621万6621ドルを獲得。日本オープンの優勝賞金4000万円と合わせ、すでに昨年の自己最高額を2億5000万円以上も更新している。風格を漂わせる松山に関し、プロアマ戦を同組でラウンドした太平洋クラブの韓(ハン)俊社長は「包容力があるような貫禄が出てきた」とべた褒めだ。

 一方で、松山の調子はいまひとつのようで、韓社長は「グリーンのイメージをつかめていないような、カップをオーバーする外し方が多かった」と指摘。松山自身も8日の会見で「グリーン上がカギ。最終日に向けて、自信を持って打てるようにやっていければ」と話した。2011年大会優勝時は平均パット1・6316(3位)。霊峰富士を望む高速グリーンを再び制し、7億円突破を果たす。 (松岡祐司)

 

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