福知山・大江の住民団体が古民家整備 元伊勢参道に活性化拠点
過疎高齢化が進む京都府福知山市大江町の活性化を目指す住民団体が元伊勢内宮皇大神社(同町内宮)の参道にある古民家を改修し、活動拠点「いづみや」(内宮)として整備した。19日には寄席や写真展などの催しを開く。関係者は「将来的に住民が利用したり、観光客が休憩したりする場所に」と意気込む。
団体は「大江元気プロジェクト」。2013年の台風18号で同町が水害にあったことをきっかけに結成。元伊勢内宮周辺で工芸品や食品が並ぶ「参道マルシェ」やジャズコンサートを催してきた。
元伊勢はかつて参拝者でにぎわい、内宮前は門前町として宿や商店が軒を連ねた明治時代の記録が残る。現在は民家となっているため、同プロジェクトは活動拠点をつくろうと、築130年の空き家を借り、昨年末からメンバーが床張りや片付けなどの改装にあたった。物件が商店だった時の屋号にちなみ、「いづみや」と名付けた。今後、台所も修理して喫茶スペースを設ける予定。
19日の寄席は入場無料で笑福亭由瓶さんや林家愛染さんが出演する。大江山周辺の民家などを堤灯で彩るイベント「大江山万燈絵巻」(府主催)に合わせて開催。往時の内宮周辺を紹介する写真展や住民の屋台のほか、かつて参道で販売されていたせんべい「小判焼き」の製造を体験するワークショップもある。
河口珠輝代表(53)は「元伊勢を知ってもらい、大江町の良さも再発見してほしい」と話す。問い合わせは河口代表携帯電話090(1596)2009。
【 2016年11月09日 09時57分 】