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【芸能・社会】

関ジャニ横山、ダークヒーローに 舞台「上を下へのジレッタ」で主演

2016年11月10日 紙面から

 手塚治虫さんの異色漫画「上を下へのジレッタ」が来年5月、関ジャニ∞横山裕(35)主演で初舞台化される。

 原作は1968年に発表された“幻の傑作”。野心あふれる自称・天才TVディレクターを通して、人間の欲望や文明批判が描かれている。バーチャルリアリティーの世界を予見したかのような「ジレッタ」と称する妄想の世界も登場する。演出はドラマの脚本も手掛ける演劇界の気鋭の演出家・脚本家の倉持裕さん。

 横山が演じる主人公・門前市郎は、脚本、小説、評論も手掛ける多才なTVディレクターで、野心満々なエゴイスト。芸能界で辛酸をなめた門前は、荒唐無稽な妄想でできた世界「ジレッタ」で再起と復讐(ふくしゅう)をはかる。

 強烈な個性のダークヒーローに挑む横山は「門前市郎はすごく人間らしくて自信家なんでしょうね。僕はここまで我が強くないし、もっと気を使って生きているからなあ…と気後れしましたけど。でもだからこそ憧れるし、やってみたいなと強く思いましたね。新しい横山裕を見せられるんじゃないかな」と意気込んでいる。

 公演タイトルは妄想歌謡劇「上を下へのジレッタ」で日程未定。東京都渋谷区のBunkamuraシアターコクーンで上演される。

 

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