来年秋の朝ドラは「わろてんか」 吉本興業創業者がモデル

来年秋の朝ドラは「わろてんか」 吉本興業創業者がモデル
来年秋から始まるNHKの連続テレビ小説は、明治から昭和にかけての大阪を舞台に日本で初めて“笑い”をビジネスにした女性の奮闘ぶりを描く「わろてんか」に決まりました。
連続テレビ小説として97作目になる「わろてんか」は、明治の後半から第2次世界大戦直後にかけての大阪を舞台に、小さな寄席の経営をスタートさせたヒロインが、夫婦二人三脚で“笑い”をビジネスにしていく物語です。吉本興業の創業者で女性興行師の吉本せいさんをモデルにしたオリジナルのストーリーで、若い芸人を発掘したり副業を多角化したりして日本で初めて“笑い”をビジネスにした女性と言われるまでの奮闘ぶりを描きます。

10日は、NHK大阪放送局でドラマの制作発表が行われ、脚本を手がける吉田智子さんは「女性の吉本さんが笑いを築き上げ、日本を幸せにしていったことを知り感動した。この私が受けた感動をそのまま伝えていきたい」と話しました。

ヒロインは今後オーディションで選ばれ、来年5月から撮影が始まります。連続テレビ小説「わろてんか」は来年10月2日から半年間、放送される予定です。