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 京都府立医大は9日、重い心臓病を患う2歳の女児の体内で肺動脈の代わりになる血管を作り、移植に成功したと発表した。自身の組織で作った血管を心臓病の患者に移植するのは世界で初めてという。

 女児は、心臓から肺に血液を送る太い血管が生まれつき欠けており、周囲の細い血管では血流が不十分な状態だった。

 2014年7月、人工素材で作った太い血管を手術で心臓につなぐ際、女児の腹部に医療用チューブ(シリコーン製、直径6ミリ、長さ5センチ)を埋め込んだ。9カ月後、チューブを取り出し、周りに付着した組織を元に血管を作製。太い血管から枝分かれする部分に移植した。

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