【巨人】ドラ4・池田、寮にピアノ持ち込む「もちろんヤマハ製で」“投げる殿馬”誕生だ

2016年11月10日6時0分  スポーツ報知
  • ドラフト指名あいさつを受けた後に、得意のピアノの前に腰掛けて活躍を誓うヤマハ・池田駿 

 巨人のドラフト4位・池田駿投手(23)=ヤマハ=が9日、“投げる殿馬”となるプランを明かした。8日まで開かれていた社会人野球日本選手権でチームを日本一に導き、MVPも受賞した左腕の趣味はピアノ演奏。来年1月のジャイアンツ寮入寮へ「部屋に入るなら持ち込みたい。電子ピアノなので周りに迷惑もかかりませんし。もちろんヤマハ製で」と愛社精神をのぞかせつつ熱望した。

 巨人ではこれまでに田口が鹿の角を入寮時に持参したことなどはあるが、ピアノ搬入は極めて異例。鍵盤に向かうことは「気分転換になる。ピアノを弾いているときは野球のことを忘れられる」という。母校の新潟明訓は水島新司さんの野球漫画「ドカベン」のモデル校。その登場キャラで、ピアノの名手でもある二塁手・殿馬一人は、名曲のリズムに合わせて秘打を繰り出してきた。池田の投球にも好影響を与えそうだ。

 中学3年の時に妹・美紗子さん(20)から教えてもらい、始めたピアノ。その後は独学でのめり込み、毎日約1時間弾いている。今では入社時に社割を使って10万円ほどで購入した電子ピアノで、ベートーベンからアニメソングまで幅広く演奏。ファンやナインへの披露は「勘弁していただきたい」としながら、活躍したあかつきには「覚悟はしています。ファンサービスも仕事ですから」と青写真を描いた。

 この日は浜松市内で山下スカウト部長らの指名あいさつを受け「息の長い選手になりたい」と意気込みを口にした。かつては王貞治氏もピアノを趣味とし、桑田真澄氏(スポーツ報知評論家)も右肘のリハビリの一環としてピアノを学んだ。野球とピアノの“二刀流”。大物誕生の予感だ。

(安藤 宏太)

 ◆主な入寮時の珍持ち物

 ▽ゴジラ(1993年) 当時すでに「ゴジラ」の愛称が定着していた松井秀喜(巨人)が、50センチ大のゴジラのぬいぐるみを。

 ▽ちゃぶ台(2005年) 星孝典(巨人)が劇画「巨人の星」で主人公の星飛雄馬の父・一徹がひっくり返すことから持ち込んだ。大学職員からもらったもの。

 ▽目覚まし時計4つ(08年) 中田翔(日本ハム)が「朝が苦手なんです」と大量に持ち込み。そのうちひとつはセイコー社製の「超激音」というラベル付きの大音量ベルアラームだった。

 ▽鹿の角(14年) 田口麗斗(巨人)が小学1年の男の子に「僕の宝物です」とプレゼントされたもの。古来より、鹿の角は力の象徴とされ、「見ているだけで、自然と自分もやらなきゃという気になる」。

 ◆池田 駿(いけだ・しゅん)1992年11月29日、新潟県生まれ。23歳。新潟明訓高から専大に進学し、15年にヤマハに入社。高3夏の甲子園では8強に進出し、日米親善高校野球の全日本選抜チームに選出された。最速は148キロ。好きな芸能人は有村架純。174センチ、71キロ。左投左打。血液型A。家族は両親と兄、妹。

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