11月10日 09時51分
ことし7月の参議院選挙で投票した愛知県内の高校3年生へのアンケートの結果、半分近い生徒が、「友人の話」を参考にしたと答えました。
これは高校生向けの催しなどを企画している愛知県内の教員と高校生で作るグループが、10月、県内20の私立高校の3年生を対象に行いました。
それによりますと、ことし7月の参議院選挙で選挙権があった1188人のうち「投票した」と答えたのは73.2%でした。
投票に行った理由を聞いたところ、「選挙権をもつ以上行くべきだと思った」が33.2%、「18歳選挙権が認められて初めての選挙で興味がわいた」が32.5%でした。
また、参考にした情報源については、「友人の話」が46.3%で一番多く、続いて「新聞」が33.1%、「テレビ」が31.4%でした。
一方、若者に普及しているインターネットは23.1%と5番目で、街頭演説は最も低く5%でした。
アンケートをした私立安城学園高校の山盛洋介教諭は「情報源に友達をあげた人が多かったのは身近な友人の意見や考えが信用できると思ったからではないか」と指摘しています。
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