技能実習生などの資格で来日したベトナム人の男女５人が、期限が切れたあとも愛知県岩倉市で暮らしていたとして逮捕されました。
このうち３人は小牧市の同じ会社で働いていて、警察は会社が在留期限が切れていることを知りながら雇っていた疑いがあるとみて調べています。
逮捕されたのはベトナム国籍で岩倉市栄町の作業員ホアン・ロン・アン容疑者（２２）など男女５人です。
警察の調べによりますとアン容疑者ら５人は、短期滞在や技能実習生などの資格で来日し、在留期限がそれぞれ２か月から４年ほど前に切れたにもかかわらず、国内に滞在し続けたとして、出入国管理法違反の疑いがもたれています。
調べに対して５人は、いずれも容疑を認めているということです。
このうち、アン容疑者ら３人は小牧市にある自動車部品メーカーの工場で働いていて、ほかの２人は岩倉市内の同じマンションに住んでいるということです。
警察はアン容疑者らが働いてた会社が在留期限が切れていることを知りながら雇っていた疑いがあるとみて調べています。