11月10日 09時51分
名古屋市の飲食店で客の男性を泥酔させ持っていたクレジットカードを勝手に使用してカード会社に料金を不正に請求し27万円余りをだまし取ったとして経営者のフィリピン人の女ら2人が逮捕されました。
逮捕されたのは名古屋市中区栄4丁目の飲食店、クラブバーモントの経営者で、フィリピン国籍のオガサワラ・ローズマリー・アブンディエンテ容疑者(36)ら2人です。
警察の調べによりますと、オガサワラ容疑者ら2人は、去年12月、男性客が持っていたクレジットカードを勝手に使って、店の料金をカード会社に請求し、27万円余りをだまし取ったとして、電子計算機使用詐欺の疑いがもたれています。
警察によりますと、男性は知り合いと酒を飲んだあと、路上の客引きの誘いで1人で店に入って2人からさらに酒を飲まされたとみられ、2日後に「記憶にないカードの請求がある」と警察に相談したということです。
調べに対し、2人は「今は何も言えない」などと話しているということです。
警察は2人が店に来た男性を泥酔させて、カードを不正に使ったとみて調べるとともに、周辺の飲食店の支払いとして「身に覚えのないカードの利用がある」という、相談が10件ほど寄せられていることから関連を調べています。
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