17年後期の連続テレビ小説は「わろてんか」女性興行師描く

2016年11月10日15時48分  スポーツ報知

 NHK大阪放送局は10日、2017年後期の連続テレビ小説(来年10月2日スタート、月~金曜・前8時)が「わろてんか」に決まったと発表した。

 第二次世界大戦直後の大阪を舞台に、小さな寄席経営からスタートし、日本で初めて「笑い」をビジネスにした女性興行師・藤岡てんの成長を描いた物語。ヒロインは吉本興業創業者の吉本せいさんを始め、当時の芸人や文化人ら、お笑いのパイオニアたちの人生をヒントに作り上げたオリジナルの人物像となる。過酷な時代をたくましく生き抜く姿を、笑いと涙のオリジナルエピソード満載で描く。タイトルの「わろてんか」とは関西弁で「笑って下さい、笑ってほしい」の意味。

 脚本は、テレビドラマ「美女か野獣」「働きマン」、映画「僕等がいた」「ホットロード」「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(12月17日公開、三木孝浩監督)などを手がけた吉田智子氏。「このドラマをご覧になって下さる皆さんを、毎朝1回、いえ最低3回笑わせ、自分も笑い転げることです。そして気持ちのいい涙で一日の始まりをトンとひと押し・・・。皆さんと一緒に、“朝活”ならぬ“笑活(わらかつ)”を広めていけたらいいなと思います」とコメントを寄せた。

 来年3~4月にヒロイン、出演者を決定し、同5月中旬から撮影開始予定となっている。

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