どうも。phaさんファンのあやです。
常々思うのだが、はてなブログで14年も続けているphaさんははてな界ではレジェンド的な存在なのだろうか。
最近のアフィで散々稼ぎまくっている若いブロガーでは皆知っている存在なのだろうか。
今日はphaさんを紹介すると共に私のphaさん経歴みたいのも紹介します。興味ないと思うけど。
- phaさんとは
- phaさんのはてなブログに対する受け止め方
- 『ニートの歩き方――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法』 技術評論社、2012年
- 『持たない幸福論――働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない』 幻冬舎、2015年
- 共著 伊藤洋志共著『 フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方』
- 『しないことリスト』 大和書房、2015年
- phaさんと初めてお会いしたのは2014年「11.2シェアハウス大会議@東洋大学白山祭」
- 何故か2015年8月「phaと田島のニートBAR」のinvitationが届く。
- 11月、引越しの荷物処理ということでベースと大量の漫画を頂く
- 2016年10月インターネットヤミ市に参加していた
- 12/2にpha×大原扁理×鶴見済『それぞれの幸福の自給自足法』(『年収90万円で東京ハッピーライフ』(太田出版)『しないことリスト』(大和書房)刊行記念トークイベントに参加されます。
- ウェブ連載
- まとめ-phaさんとは「自分の納得できる事をしている事が幸せ」だという事を教えてくれた人-
phaさんとは
日本の著述家。元「日本一有名なニート」(厚労省の定義だとニートは15歳から34歳までの、家事・通学・就業をせず、職業訓練も受けていない者。)との。大阪府大阪市出身。
京都大学総合人間学部卒。中島みゆきのファン。
14年はてなブログを続けている。すげー。俺、無理。http://pha.hateblo.jp/
3年ほど働いた後、インターネットの恩恵で生きていける事に気づき、独自でプログラミングを学び「 圧縮新聞」等を作成。「ギークハウス」発案者。現在は本を出版したりweb連載等をしている。ちなみにヒャダインさんも京都大学総合人間学部卒。
phaさんのはてなブログに対する受け止め方
今アフィがっぽり勢力の方が強いんだけどphaさんはゆったり思った事を書き連ねている、けど人気不動。良いなあ、そのポジション。
出展:週間はてなブログphaさん「好きなことを書いて、たまたまアクセスが集まればいい」【私とブログ Vol.3】
http://blog.hatenablog.com/entry/2016/04/12/110000
より引用しますね。はてなブロガーは読んだら良いと思う。ブログはアフィどのように稼ぐかだけじゃない。
phaさん「「ブログ」というよりは自分の「日記」だということを忘れないようにしています。はてなダイアリー時代からの「日本人にはブログより日記」の精神がまだ残っているんだと。
だからブログのタイトルも、はてなダイアリーのデフォルトと同じ「phaの日記」のままにしています。」
phaさん「「こんなことをした」「こんなことを考えた」という記録を残すために書いていますが、一方で考えを整理するために書いているという面もある。頭の中のゴチャゴチャしたものを、ある程度人にも見せられるように整理することで、自分もよく理解できるんです。
「他人が見るかもしれない」という視点があったほうが、ちゃんとまとめる気になりますから。外向きと内向きが“半々”くらいの加減が、ちょうどいいなあと思っています。」
――phaさんは、ブログを頻繁に更新してアフィリエイト収入を目標とする「ブログに生活の基盤を置く」ということはされないんですね。
pha 「それをし始めると、僕はブログを書くのが「嫌い」になってしまうと思います。「ブログで◯万稼ぐ」といった目標を立てると、アクセスを狙うことばっかり考えたり、1日に何記事も書いたり、書く内容が偏ったり、仕事のようにブログを書かなければいけなくてうんざりしてしまう。それよりも、自分が好きなことを書いて、たまたまアクセスが集まればいい。
仕事として割りきってやるのならアリだと思いますが、僕はそれだと続かないですね。あくまで自分が「好き」でブログをやっているというスタンスは崩さないようにしています。
僕もある程度ブログから収入を得ていますが、最近はあまり更新していないですし、月3〜4万くらいで大した額にはならないですね。」
まだ私ね、15日しかブログ始めてないんだけど「記録を残すために書いていますが、一方で考えを整理するために書いているという面もある」というのはすごく分かる。
次はphaさんがどういう考え方なのか本を追って紹介していこうと思う。
『ニートの歩き方――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法』 技術評論社、2012年
ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法
- 作者: pha
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2013/05/10
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (7件) を見る
はい、これ私が就職活動してた時に本屋で見つけたのが最初です。すぐ買いました。
就職活動というルサンチマンを抱えながらだったから自分に抜群に効いた内容でした。
これお金がない人間がいかにサバイブするかという実用的な内容なんだよ。金ない奴は読もうね。
(引用)「人と遊ぶときも、家で飲み会をやったりオフ会をやったりすることが多いのでお金はあまりかからない。誰かの家やシェアハウスで肉を焼いたり鍋を囲んだりしながら、発泡酒や安いワインを飲んでいればそれでわりと幸せだ。
もともとあまり物欲がないせいか今の生活に不満はない。本と音楽とネットとゲームと、あとたっぷりの時間があればお金がなくても大体楽しく過ごせる。」
「ニートである事にも才能が必要」だと仰っていましたが、「じっとしても楽しい」と「お金がなくても楽しめる」って方は結構限られるのではないかなと。
『持たない幸福論――働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない』 幻冬舎、2015年
持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない (幻冬舎単行本)
- 作者: pha
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2015/05/26
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (5件) を見る
「会社でうまく働けなくてつらい、薄給なのに仕事がキツくてつらい、職が見つからなくてつらい、収入が不安定で人生の先行きが見えなくてつらい、お金がなくて生活が苦しくてつらい、
結婚したいけど相手が見つからなくてつらい、結婚したけどうまくいってなくてつらい、子育てで疲れ果ててつらい、親の介護の負担が大きくてつらい、家族と仲が悪くてつらい、
自分が抱えている病気でつらい、など、人によってつらい理由はそれぞれ違うけれど、常にみんな何かに追われているかのように余裕がなくて疲れていて、そうして疲れきった人たちの一部が、ときどき事件を起こしてしまってニュースに上がってきたりする。
この社会では、なんでこんなにみんなしんどそうなんだろうか?」
「会社や家族に属さなくても、インターネットやシェアハウスでゆるく仲間を作っていれば、孤独にならずにわりと楽しく暮らしていける。
あんまりお金がなくても、毎日好きなだけ眠ってのんびりと目を覚まして、天気のいい昼間に外をぶらぶら散歩したりしていれば十分幸せな気がする。」
「会社や家族やお金に頼らなくても、仲間や友達や知り合いが多ければわりと豊かに暮らしていけるんじゃないだろうか。
生きていく上で大事なのは他者との繋がりを保ち続けることや社会の中に自分の居場所を確保することで、仕事や会社や家族やお金はその繋がりを持つためのツールの一つに過ぎない。
いわゆる「普通」とされている生き方以外にも、世界には生き方はいくらでもある。」
自分が不幸だと決め付けている人間は自分で不幸の原因を見つけているだけであって、そう思わなければ幸せなんだと思う。
共著 伊藤洋志共著『 フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方』
「都会と田舎の行き来して、両方の良いとこ取りをしよう「というのがこの本のメッセージだと思う。
私も毎年青森に墓参りしているが、町並みがなーんにも変わらない。
が、あの自然豊かな環境で過ごすのは凄く気持ちが良くて、でも車運転できないから不便で、でもたまに行くのは良い事だと思う。
伊藤さんの著書も全て読んでますが、「ナリワイをつくる」も良かった。
『しないことリスト』 大和書房、2015年
phaさんの本の凄い所は1冊目から同じ事は言ってるんだけど、切り口やレイアウトによって納得感を増すところだ。
本のレイアウトはこの本が一番好き。36項目、「~しない」という形式で、「しないこと」「やらないこと」がテーマ別にコラム形式で書かれています。
「死にたい気分のときは、ケータイやパソコンの電源を切って、好きなものを食べまくって、部屋に篭ってひたすら寝よう。他人のことや社会のことや、責任とか義務とかは何も考えなくていいから、一切のいやなことや面倒なことを投げ捨てて、つらくないことだけして過ごそう。ひたすら時間をムダに使おう。
(中略)しばらくそんなふうに闇の中に篭っていると、そのうち気力や体力が回復してきて、「もう少しだけ頑張ってみようか」と、ちょっと前向きに物を考えられるようになる。」
phaさんに「本出し終わった後の虚脱感がやばい」みたいなメッセを送ったら「ああーありますねー虚脱感...」と返信が。
phaさん本人のサイトでも、こんな感じで手書きで説明されていますが。マジでそうだなと。
「仕事は生活を楽しませる為にあるのであって、仕事の生活の為にあるわけではない。」
phaさんの『しないことリスト』 からの引用ですが、私月残業時間150-160時間位働いていた時があったのですが、「そうだな、もっと人生楽しまないと」と思いました。結構世間体に捉われていた自分、というのに気づけました。
phaさんと初めてお会いしたのは2014年「11.2シェアハウス大会議@東洋大学白山祭」
シェアハウスを運用されている方々と日本大学准教授でシェアハウスを研究テーマにしている久保田裕之先生のお話も聞けて非常に非常に濃かった。
終了後、イベントの主催である「りべるたん」のバーとアジトに行ったのですが、phaさんに話しかけすぎて引いているのがわかりました。
「りべるたん」のバーとアジトに行った経験は色々書きたいんだけど書けない。濃い時間でした。
司会の方とお話して、めちゃめちゃ上手だったので大絶賛したり。切ない話も聞けた。書けない。
何故か2015年8月「phaと田島のニートBAR」のinvitationが届く。
phaさんと田島さんがバーの一日店長をやっていたので初高円寺だけど来ました。
でも全く覚えられてなかったから多分誰でも良かったんだろうな。
phaさんは外ですごくだるそうに煙草を吸っていた。
11月、引越しの荷物処理ということでベースと大量の漫画を頂く
全く覚えられてなかったが、同じ住所ばかりで完全に迷った私を迎えに来てくださったり、玄関で見送りしてくださったので有難かったです。
豊島園駅から凄く遠いし、めちゃめちゃ重いから持ち帰ることを後悔した。「きのう何食べた」と「花のズボラ飯」なんて50回は読んでいるのに。
料理したけど緊張しすぎて何も話せなかった。(私にとってはニノと同じで)
「ゆらゆら帝国」や「マキシマムザホルモン」とか好きな音楽が割とかぶっているのでそういう話もしたかったのですが、出来なかったです。
2016年10月インターネットヤミ市に参加していた
わざわざ来たのに緊張してしゃべれなかったからブースを素通りしました。
phaさんは50円でテプラで好きな文字を打ち出す商売をしてました。「だるい」を売ってました。
もう、ただのファンなの。
私立恵比寿中学の廣田あいかさんと同じというか。帰り秋葉原のモス食べるしか出来なかったよ。
でもArts Chiyoda 体育館は2005年に統合により閉校した千代田区立練成中学校の校舎を改修していたアート館なんだけどめちゃめちゃ良かった。
地下1階、地上3階の館内には、アートギャラリー、オフィス、カフェなどが入居し、展覧会だけでなくワークショップや講演会といったイベントの拠点として利用されているそう。
漫画を自由に読めるスペースがあったり、一番印象深かったのが「光陰の中の電車が動くアート」。感動した。
3331 Arts Chiyoda
東京都千代田区外神田6-11-14
http://www.3331.jp/
12/2にpha×大原扁理×鶴見済『それぞれの幸福の自給自足法』(『年収90万円で東京ハッピーライフ』(太田出版)『しないことリスト』(大和書房)刊行記念トークイベントに参加されます。
http://bookandbeer.com/2016/12/02/
私も行きますが、もう後ろの席だったよ。会社帰りに行こうよ。
ウェブ連載
移動時間が好きだ(幻冬舎plus)ではサウナや漫画喫茶、夜行バスの魅力について書いてますが漫画喫茶は本当に納得する。自由が丘の「Dice」に機会があったら行ってほしい。
毎日寝て暮らしたい(cakes)
結構働いてね?!
え、本4冊(しかも結構な大出版社)、web連載、イベント、ニコ動とかもう人気作家だよね。会社員負けてられへんわ。
まとめ-phaさんとは「自分の納得できる事をしている事が幸せ」だという事を教えてくれた人-
これからもゆるーく生きてください。そしてたまにご自身で思う面白い事をしてください。
追伸:最後にNHKブレイクスルーphaさん出演時に最後自分の言葉で〆てしまってごめんなさい。
自分の映像観るのって本当恐怖やわ。(お前昔子役やってテレビ出てたがな)
おわり!