上海の株式市場 10日は一転して全面高の展開に
10日の中国・上海の株式市場は、アメリカの大統領選挙で共和党のトランプ氏が勝利し、上下両院も共和党が押さえたことで上昇に転じた欧米市場の流れを受けて、株価は値上がりして取り引きが始まり、全面高の展開となっています。
中国・上海の株式市場は9日、アメリカ大統領選挙でトランプ氏優勢の報道を受けて値下がりしていましたが、10日は一転して値上がりして取り引きが始まり、全面高の展開となっています。日本時間の午前11時半現在、代表的な株価指数である総合指数は、9日の終値より1%余り値上がりしています。
市場関係者は「欧米市場の株価上昇の流れを受けて、きのうの下げ幅を取り戻す展開となっている。しかし、トランプ氏が選挙戦で輸入関税の導入など保護主義的な通商政策を打ち出していることから、実際にどういう政策を実現していくのか、中国への影響を見極めていく必要がある」と話しています。
市場関係者は「欧米市場の株価上昇の流れを受けて、きのうの下げ幅を取り戻す展開となっている。しかし、トランプ氏が選挙戦で輸入関税の導入など保護主義的な通商政策を打ち出していることから、実際にどういう政策を実現していくのか、中国への影響を見極めていく必要がある」と話しています。