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ケン・ローチ監督のカンヌ最高賞『わたしは、ダニエル・ブレイク』3月公開

『わたしは、ダニエル・ブレイク』 ©Sixteen Tyne Limited, Why Not Productons, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,Britsh Broadcastng Corporaton, France 2 Cinéma and The Britsh Film Insttute 2016
『わたしは、ダニエル・ブレイク』 ©Sixteen Tyne Limited, Why Not Productons, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,Britsh Broadcastng Corporaton, France 2 Cinéma and The Britsh Film Insttute 2016

ケン・ローチ監督の映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』が、2017年3月18日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。

今年の『カンヌ国際映画祭』でパルムドールを受賞した同作。イギリス北東部のニューカッスルを舞台に、心臓の病で医者から仕事を止められるも複雑な制度に翻弄され、必要な援助を受けることができない59歳の大工ダニエル・ブレイクが、シングルマザーのケイティと交流を深め、貧困に苦しみながらも助け合って生きていこうと奮闘する様を描く。

ダニエル役を演じるのは、スタンダップコメディアンのデイヴ・ジョーンズ。2人の子どもを持つケイティ役をヘイリー・スクワイアーズが演じている。なおローチは前作『ジミー、野を駆ける伝説』を最後に映画制作からの引退を表明していたが、イギリスや世界中で拡大する格差や貧困に苦しむ人々を目の当たりにし、引退を撤回して『わたしは、ダニエル・ブレイク』を制作したという。

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