官房長官 電話会談は信頼構築に向けよいスタート

官房長官  電話会談は信頼構築に向けよいスタート
k10010763261_201611101212_201611101213.mp4
菅官房長官は午前の記者会見で、安倍総理大臣とトランプ氏との電話会談について、「非常に日米同盟を重要視し、日米でしっかり連携していこうという思いがひしひしと感じられた。当選早々に電話会談を行い、さらに近く会談を行うことで合意できたのは、首脳間の信頼関係の構築に向けて、非常によいスタートを切ったのではないか」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「東アジアの安全保障環境が厳しさが増す中で、日米同盟の重要性はさらに増しており、トランプ次期政権との間で日米同盟を一層深化、発展させていきたい」と述べました。

また、菅官房長官は、記者団が「TPP=環太平洋パートナーシップ協定の発効が困難になったのではないか」と質問したのに対し、「そこは全く考えていない。交渉に参加する12か国の首脳が早期発効を目指すことを確認していて、現職のオバマ大統領も本年中の議会通過に向けて全力で取り組んでいる。米国を含むそれぞれの国々が国内支持を得て手続きを進めていくと認識している」と述べました。