トランプ氏 新政権の準備に着手 対日政策やTPPに注目
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アメリカ大統領選挙で勝利した共和党のトランプ氏は、新政権の発足に向けた準備に着手し、閣僚の人事や優先課題の選定を急ぐもの見られ、対日政策やTPP=環太平洋パートナーシップ協定などをめぐって選挙戦で訴えた主張を実行に移していくのかどうか注目されています。
アメリカ大統領選挙は、8日投票が行われ、過激な発言で話題を集めてきた共和党のトランプ氏が民主党のクリントン氏に勝利しました。アメリカメディアによりますと、トランプ氏は一夜明けた9日、地元ニューヨークで政権移行チームの責任者を務めるニュージャージー州のクリスティー知事らと会合を開き、来年1月の新政権発足に向けた準備に着手したということです。
トランプ氏は10日にホワイトハウスでオバマ大統領と会談し、政権移行の進め方について説明を受ける予定で、閣僚の人事や優先課題の選定を急ぐものと見られます。これに関連して国務省は、新政権でも強固な日米の同盟関係が維持されることに期待を示しましたが、選挙戦でトランプ氏は、日本に在日アメリカ軍の駐留経費負担の大幅な増額を求めてきました。
また、TPPをめぐってトランプ氏は、アメリカの雇用を奪うものだとして大統領に就任すれば離脱すると明言していて、トランプ氏が選挙戦で訴えた主張を実行に移していくのかどうか注目されています。
トランプ氏は10日にホワイトハウスでオバマ大統領と会談し、政権移行の進め方について説明を受ける予定で、閣僚の人事や優先課題の選定を急ぐものと見られます。これに関連して国務省は、新政権でも強固な日米の同盟関係が維持されることに期待を示しましたが、選挙戦でトランプ氏は、日本に在日アメリカ軍の駐留経費負担の大幅な増額を求めてきました。
また、TPPをめぐってトランプ氏は、アメリカの雇用を奪うものだとして大統領に就任すれば離脱すると明言していて、トランプ氏が選挙戦で訴えた主張を実行に移していくのかどうか注目されています。