「貧しい層が保守派ポピュリストを支持する」という実体に合わない言説が飛び交うのは、マスコミやマスコミに登場する知識人が高収入で、自分たちと違う選択をするのは自分たちの周りにいない人たちだと考えてしまうことによるのでしょうね。実際には彼らがそういう政治家に反感を抱くのには収入と(続
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続き)相関する教育歴の長さのほうが多分効いていて、収入の低さそのものはたいていの場合リベラルな政治家への支持に繋がる。貧しい人は、福祉に手厚い政党を支持するという合理的な選択をしていて、不合理にも肉屋を支持する豚になるというのは、誤ったステレオタイプ。
教育歴の短さ→権威主義→保守政党の支持というパスと高収入→社会支配指向(不平等を是認するイデオロギー)→保守政党の支持というパスの２つが存在していて、教育歴の長さと高収入が相関するので。