オバマ大統領任期中のTPP承認 極めて厳しい情勢
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アメリカで、TPP=環太平洋パートナーシップ協定からの離脱に言及するトランプ氏が次の大統領に選ばれたことを受け、アメリカ議会の共和党幹部は年内にTPP関連法案が議会で採決されることはないと述べ、来年1月までのオバマ大統領の任期中に議会の承認を得るのは極めて難しい情勢です。
アメリカ大統領選挙では、共和党のトランプ氏がTPPからの離脱に言及し、来年1月までのオバマ大統領の残りの任期中に議会の承認が得られるかどうかが焦点となっています。
これについて、共和党のマコネル上院院内総務はトランプ氏が次の大統領に選ばれたことを受け、9日、ワシントンで会見し、「新しい大統領がTPPに反対していることは明らかだ。TPPの関連法案が年内に議会で採決されることはない」と述べました。
大統領選挙に合わせて行われた上下両院の議会選挙でも、多数を占めた共和党の上院トップが、TPPの関連法案への対応について厳しい認識を示したことで、来年1月までのオバマ大統領の任期中にTPPの発効に必要な、アメリカ議会の承認を得るのは、極めて難しい情勢です。
これについて、共和党のマコネル上院院内総務はトランプ氏が次の大統領に選ばれたことを受け、9日、ワシントンで会見し、「新しい大統領がTPPに反対していることは明らかだ。TPPの関連法案が年内に議会で採決されることはない」と述べました。
大統領選挙に合わせて行われた上下両院の議会選挙でも、多数を占めた共和党の上院トップが、TPPの関連法案への対応について厳しい認識を示したことで、来年1月までのオバマ大統領の任期中にTPPの発効に必要な、アメリカ議会の承認を得るのは、極めて難しい情勢です。