円相場値下がり 1ドル=105円台に 米経済成長の期待感から

円相場値下がり 1ドル=105円台に 米経済成長の期待感から
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10日の東京外国為替市場は、アメリカ大統領選挙で勝利したトランプ氏が訴えてきたインフラ投資の拡大などで、経済成長が進むとして、ドルの金利が上昇していることから円を売って金利の高いドルを買う動きが強まり、円相場は2円以上値下がりして1ドル=105円台となっています。
市場関係者は、「トランプ氏が掲げる減税やインフラ投資の拡大などで、経済成長が見込まれるとしてアメリカの長期金利が上昇し、ドルが買われやすくなっている。ただ、政策の実現性を疑問視する投資家も多く、当面は神経質な動きが続きそうだ」と話しています。