9日午後のニューヨーク株式市場では、大企業で構成するダウ工業株平均が上げ幅を大きく広げている。取引時間中には一時、前日終値(1万8332・74ドル)と比べ310ドル超値上がりした。

 米大統領選では共和党のトランプ候補が勝利した。同氏は積極的なインフラ投資などを訴えており、建設機械大手など政策による恩恵があるとみられる銘柄が買われ、相場全体を押し上げている。

 選挙期間は激しい対立が続いたが、政権移行の手続きは円滑に進むのではないかとの期待が広がり、株式相場を下支えした。(ニューヨーク=畑中徹)

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