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心臓移植で虚偽の募金活動 代表女性が謝罪

2016/11/10 1:54
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 「6歳の男児が難病の拡張型心筋症の移植手術を海外で受けるため1億5千万円の募金が必要」として8日に東京都内で記者会見した女性(36)が9日、虚偽だったことを明らかにした。「りたくんを救う会」代表としてインターネット上で募金先の銀行口座名を掲載したが、「家が経済的に苦しかった。たくさんの人を巻き込み、迷惑をかけた」と謝罪した。

 女性は「男児の伯母」と説明しており、「8日時点で入金は確認されていない」としている。

 女性は8日に厚生労働省内で記者会見したが、9日になって「虚偽ではないか」と指摘があり、発覚した。女性は「男児に病気の事実はない」と説明、男児の両親なども同会の存在を知らなかったという。

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