福島の新聞で、相馬中央病院内科診療科長による、興味深い調査データが出ていました。
調査されている目的は、こういう対処を何とか戒める目的が大きいのだろうと思いますが、そう単純に考えられる話でもないと僕は思います。
原発から20キロ圏内の7つの病院は原発事故直後にどうなっていたのか。
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2016/11/post_14410.html
「震災前の3月1日と比べ、震災直後の医療従事者の合計は595人で53%、677人減少した。減少割合・数は事務職が62%、233人減、看護師が52%、321人減、他医療スタッフは43%、85人減、医師が42%、39人減と続いた。」
状況によっては直ちに死ぬリスクもありえたのですから、その命を危険に晒す可能性のあるリスクと引き換えに対処を求めるロジックは、民主主義国家では立たないです。
こうしたリアルを忘却の彼方に捨て去った人々も多いですが、実はこうしたことが今の時点で言われる背景には、無理矢理でも汚染地帯に人を引き戻すために、そこで引き受ける医療関係者がいないと話にならないということが大きいからであると僕は推察します。
でも、そんなことを率先して引き受けることが、おのれが本当にすべきことなのかと、まずは自問自答するのが、僕は医療関係者にも許されて然るべき話だと思います。
しかし、医者の逃げ足は速かったと、当時伝聞的に伝わっていたことは、実は大筋では間違っていなかったのが、今回、違う立場からの調査でも裏付けられた状態だと思います。
皆さんも、再確認してください。実は事の本質は変わっていませんから。
最新タイトル【 放射能汚染を考慮しながら、東京滞在時の外食などで、ぎりぎり僕は何を選択して食べているのか 】
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場 所 とくぎんトモニプラザ(青少年センター) 3F 大会議室
(徳島県徳島市徳島町城内2番地1 TEL:088-625-3852)
※小学生以下は参加費無料です。※保育はありません。
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