愛媛県伊予市のJR伊予上灘駅で、犬の「駅長」と猫の「副駅長」が話題を呼んでいる。「リセ」(雌9歳)と「トラ」(雌1歳)。仲良く愛嬌(あいきょう)をふりまく姿に観光客らは心を和ませている。
2匹の飼い主の北山博正さん(66)らが駅での特産品販売にリセを連れて行った際、観光客らから「駅長に」と要望された。昨秋に就任し、今春からはトラも加わった。
土日などの昼限定の「出勤」だが、すっかり定着。瀬戸内の絶景を望む列車は全国の観光客に大人気で、名コンビがさらに人を呼び込めば、別の駅でも猫や犬の手が必要になる?【橘建吾】