「スーパームーンの大きさを実感するのは難しい…」NASAなどが説明

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今月14日に68年ぶりの「スーパームーン」になると話題になっているが、その大きさを目で実感するのは難しいようだ。

14日の「満月」に注目が集まっている

今月14日の満月は、今年最も大きく見える満月。

月が地球に近づいたタイミングで見える満月は「スーパームーン」とも呼ばれており、特に今年の満月は68年ぶりの接近。

次にこれほど月が地球に近づくのは2034年11月25日とされており、注目が集まっている。

「見たい」「晴れて欲しい」という声が続々

68年ぶりの特別なスーパームーンは世間で注目を集めており、ネット上でも話題に。

「見たい」「楽しみ」という声が続々と投稿されている。

目で大きさを実感するのは難しそう

しかし、最大の満月の大きさを目で見て実感するのは難しいようだ。

国立天文台はスーパームーンについての質問に関連して、次のように解説。

NASAもスーパームーンは小さい満月より14%大きく30%明るいが、雲や都市のライトの影響や空には月の大きさを計る定規などがないことから、違いを見分けるのは簡単ではないと説明している。

星空に関心を持つキッカケに

しかし、だからといって14日の満月を観測する意味がないわけではない。

国立天文台は「このような話題をきっかけに、星空や天文現象への関心も持ってほしい」「言葉の向こうにある宇宙の面白さにも目を向けてみてください」とコメント。

68年ぶりの接近となる14日のスーパームーンは、人々が夜空を見上げる素敵なきっかけと言えるだろう。

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