トランプさんが、次期アメリカの大統領に決定しました。
まさか!の結果です。
時差の関係で共和党が強い東部からの開票ですから、当初のヒラリーさん劣勢も「織り込み済み」との報道ばかりでした。
ところが、キーとなるオハイオ州でトランプさんが勝利した途端、「まさかの大逆転?」との雰囲気に。
そして、午後5時前にトランプさんが勝利宣言を行いました。
今日は一日中TVを見ていましたが、出てくるキャスターやコメンテーターの表情や発言がどんどん変わっていき、午後2時頃、理論上のトランプさん確定となって以降は、皆、ただただ困惑といった状態でした。
それにしても、これまでの世論調査は、一体何だったんでしょうか?
常にヒラリーさんがリードしていて、直前のメール問題で支持率を落としても、逆転されなかったのに。
いくら「隠れトランプ派」がいるとは言え、あの流れを見れば、ヒラリーさんが勝つと考えないほうがおかしいですよね。
しかし、これが現実というものなんですね・・・。
現地の友人から、
- グローバル化されていないエリアの人はトランプ支持
- 世界のバランスより自分の生活が第一
との意見を聞きました。
たしかに、我々、日本に住む者からすれば、アメリカは世界のリーダーであり、日本にとっては、後ろ盾となってくれる頼もしいおにいちゃんのような存在。
なので、願わくば「ちゃんと面倒を見てくれる人」になってもらいたいし、少なくとも「まともな人」になって欲しいと言う気持ちが強いです。
しかし、アメリカ国民にとっては、自分の国のトップです。
他の国のことはどうでもいいから、とにかくアメリカ国内を、自分の生活を何とかしてくれ!との思いが一番優先するでしょう。
トランプさんは、あれだけメチャクチャな発言をしてきた人であり、所得税逃れや女性蔑視問題など、常識的には大統領にはふさわしくないと判断される人です。
なので、「まさかのトランプさん」を選んだアメリカ人は、民度が低いのでは?と思ってしまいます。
ですが、多くのアメリカ国民は、人としての品性よりも、経済的手腕を選んだか、あるいは、今の状態が続かないのであれば誰でも良いというくらい、現状に辟易としているのでしょうね。
この状況がどれくらいだったかは、フタを開けてみるまで、本当に分からなかったことなんでしょうけど・・・。
ちなみに、現地の友人からは、インスタグラムで
- 「絶望」と嘆いている人が多し
- 日本からアメリカへの移住者で、カナダに移るとコメントしている人が何人もいる
とのことでした。
日本人社会では、かなりの「動揺」が走っているようで、本当に心配です。
ということで、とりとめのないエントリーになってしまいました。
では、また。
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