蹴球探訪
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【プロ野球】侍ジャパンの守護神に山崎が名乗り 筒香ら打者5人をピシャリ2016年11月9日 紙面から
野球日本代表(侍ジャパン)は8日、QVCマリンフィールドでメキシコ、オランダとの強化試合(10〜13日、東京ドーム)に向けて練習し、投内連係やフリー打撃などで約3時間汗を流した。シート打撃では、DeNAの守護神・山崎康晃投手(24)が打者5人をピシャリと抑え、侍ジャパンが課題としているクローザーに名乗りを上げた。 山崎が志願のシート打撃登板で、侍の守護神に向けて猛アピールだ。「久しぶりに打者の反応が見られて良かった。ボールの違いはあって(WBC公認球は)ツーシームはより変化する。浮かないように心掛けたが、そんなに悪くないと思う。調整できれば」と手応えを語った。 前に投げた石田、大瀬良は走者なしだったが、抑え候補の山崎は1死二塁、1死一塁、1死一、三塁と実際に走者を置いて、クイックで投球。まずは前の打席で石田から三塁打を放っていた大谷を左飛に打ち取り、秋山は二ゴロ。自チームの主砲で侍4番候補の筒香を、膝元への真っすぐで見逃し三振に斬ると「対戦は初めて。特に力が入ることはなかったが『球速ぇな』って言われた」とにっこり。4人目の小林は二飛。最後は宝刀・ツーシームで中島のバットをへし折り、ゴロ性の球は投手前のネットに引っ掛かった。 昨秋開催された「プレミア12」では、韓国戦の9回に3点リードをひっくり返され、まさかの準決勝敗退。エース級が集まる混成チームの中で、抑えの確立が課題とされた。権藤投手コーチは「本番まで3カ月空くんだから、何が何でも抑えを作る時期じゃない。今回は(各選手の力を)見極めるのがテーマ。誰かは最後に投げるんだから、そう心配しなさんな」とはぐらかしたが、これまで国際試合で抑えを務めてきた松井裕(楽天)、西野(ロッテ)、沢村(巨人)は今回の合宿に不参加。増井は今季途中から先発に転向し、今回の招集メンバー中、チームで抑え経験があるのは山崎と秋吉だけだ。 これまで代表ではセットアッパーのみだが、計5試合に投げ1安打、無失点と好投。ライバルのいぬ間に、投げっぷりを印象付けておく。 (竹村和佳子) PR情報
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