円相場 トランプ氏当確後に1ドル103円台に下落
9日の東京外国為替市場は、アメリカ大統領選挙の開票が進むにつれて急激に円高が進みましたが、共和党のトランプ氏の当選が確実と伝えられた後は値上がりした円を売る動きも出ています。
9日の東京外国為替市場は、アメリカの大統領選挙で当初、民主党のクリントン氏が優勢だという見方が出たことから一時、1ドル=105円台の半ばまで円安ドル高が進みましたが、接戦と言われていた州で共和党のトランプ氏の優勢が伝えられると一転して円を買う動きが加速し、1ドル=101円台前半まで円高ドル安が進みました。
夕方になってトランプ氏の当選が確実になったと伝わると、円相場は1ドル=103円台まで値を戻しました。
市場関係者は、「トランプ氏が優勢な状況が伝えられると、どのような経済政策をとるのか不透明だとして比較的安全だとされる円を買う動きが出たが、トランプ氏の当選確実が伝わると円を売ってドルを買い戻す動きが広がった」と話しています。
夕方になってトランプ氏の当選が確実になったと伝わると、円相場は1ドル=103円台まで値を戻しました。
市場関係者は、「トランプ氏が優勢な状況が伝えられると、どのような経済政策をとるのか不透明だとして比較的安全だとされる円を買う動きが出たが、トランプ氏の当選確実が伝わると円を売ってドルを買い戻す動きが広がった」と話しています。