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介護離職した山田太郎が吠える!

瀬戸内海に面した、港のある小さな町から、日々想うことを書きつづってみたいと思います。

田舎vs都会 近所付き合いは苦手です

日記

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「実家に帰ってきて欲しい」

今から6年前のことでした。

父親が胆石の手術後、2週間の入院で足腰が弱ってしまい

自力では歩けなくなったからです。

老いは残酷です。たった2週間で筋肉がおとろえてしまう。

一方母親は、同じ物を買ってきてしまうなど、ボケはじめていたので

「そろそろ帰ってこいや」というわけです。

 

ヘルパー太郎は召喚された

皆様もお盆正月に帰省された時、究極のオモテナシで至高の休暇を

満喫されたことと思います。私もそうでした。

「仕方ないなぁ。帰ってやるか。ふたりとも高齢だし」

         ↑ここ重要 超勘違い

事務所のワイルドチーフ(過去記事参照)に説明、相談した結果

円満退社となりました。

 

で、実家に帰った結果は夫源病で検索してみてください。

私の場合は太郎病になりますね。

この顛末は、後日記事にしたいと思います。

 

田舎の異常な馴れ合い

馴れ合いと言うのは昭和の日々から。

 

とん とん とんからりと 隣組
格子を開ければ 顔なじみ
廻して頂戴回覧版
知らせられたり知らせたり

とん とん とんからりと 隣組
あれこれ面倒 味噌醤油
ご飯の炊き方 垣根越し
教えられたり教えたり

とん とん とんからりと 隣組
地震やかみなり 火事どろぼう
互いに役立つ 用心棒
助けられたり助けたり

とん とん とんからりと 隣組
何軒あろうと 一所帯
こころは一つの 屋根の月
纏められたり纏めたり

 

2016年、いまだにこの呪いは解かれていません。

 

いらない物を持ってくる

ゴミに出すのが面倒なので、我が家に押し付けるパターン。

 

イゴイゴに変形した野菜、果物などはましなほうで、

うろこが付いたままのボラ(くさい!)や、ぬるぬるのタコ

などを貰っても下処理がたいへん!で海に放流したくなります。

貰った以上、お返しをしなければなりません。無限ループです。

 

地域の行事、当番

 ひとり暮らしの時は、となりの住民の顔さえ見たことがないほど

希薄なご近所関係でしたが、田舎ではそうはいきません。

「息子が帰ってきたげな」

面が割れているので自動的に町内会メンバーに。

 

ゴミ拾い大会、ゴミステーション当番、指定避難所ウオーキング

粗大ゴミ収集、回覧板、季節のまつり、神社仏閣のお布施

老人会、不幸があれば常会とうっとうしい。

助け合いは大事ですが、物がなかった時代は過去のことです。

このような考えを持つ者は異端者扱いです(笑)

ひとり暮らしが長すぎました。

 

お互いに監視しあう

 田舎は静かです。

宅配便のトラック、郵便局のバイク、車の出入り、夫婦ゲンカ

すべて丸聞こえです。

 立ち話などしようものなら、SNS以上のスピードで拡散します。

防犯という面では最高の環境かも知れませんけどね。

 

実家から援助の声が掛かったあなた。

よーく考えて、覚悟してからおいでください。

 

ではまた。