円相場 101円台まで円高ドル安進む

9日の東京外国為替市場は、アメリカ大統領選挙の開票結果に大きな注目が集まる中、一部の州で現在のアメリカの金融政策に批判的な共和党のトランプ氏の優勢が伝えられたことから、ドルを売って円を買う動きが広がり、一時、8日より2円以上値上がりして、1ドル=101円台まで円高ドル安が進んでいます。
市場関係者は「事前に接戦と言われていた州で共和党のトランプ氏の優勢が伝えられたことなどで、投資家の間で警戒感が強まり、比較的、安全な資産とされる円を買う動きが進んでいる。今後も引き続き接戦となっている州の状況をにらみながら荒い値動きが続くのではないか」と話しています。