こんばんは、コメント失礼します

E46は内装の品質感はE36比で上がりましたが、内装にコストを掛けた反面、正直E36にはあった拘りが減り始めたのは否定できませんですね…
祖父がE36に乗っていたものですから。
E46はサイドエアバッグやヘッドエアバッグが装備されたにも関わらず、新車価格は318i同士でE36が355万円、E46が368万円と、新エンジンの搭載や、装備の充実、内装の質感の向上の割には価格は上がらなかったので、そういう細かいところはコストダウンせざるを得なかったのでしょう…

BMWが妥協の産物とありましたが、こうして考えてみると、否定できない部分がありますね

こんばんは。

内装はぱっと見高品質そうに見えますね。しかしその内装のコストダウンの痕が見えていました。特にシートがコストダウンされてスプリングは縦に4本しか入っておらず、クッションはウレタンという構造だったと思います。
この頃の3シリーズ、結構安かったのですね。調べてみたら同クラスで比べるとW202の方が高いという…。

E46、よく見てみるとボディワークの一部は日産B15サニーと同程度です（汗
工場の動画を見てみたのですが、溶接についてはBMWが人の手を随分と使うのに対し、メルセデスは大部分がロボットで一部はレーザー溶接、細かい部分は熟練工の手が入っています。そういう細かいところで品質に差が出るのかなと。また、エンブレムにも考えの差があり、BMWは生産ラインの早い段階でエンブレムがつけられるのですが、メルセデスの場合ボンネットのエンブレムは全ての工程が終わった後（厳しいラインチェック後）に取り付けられます。これは、自動車本体は勿論、企画/設計/開発/生産という自動車造りの全てにおいて厳しい品質チェックを受け合格しなければメルセデス・ベンツとは認めないという姿勢の表れなんですね。
BMWのは大量生産メーカーとしか見えません。
足回りに関してもW126とE32のあのテスト動画を見れば優劣は明らかではないでしょうか？尚、W126の開発期間は7年、試験走行距離は300万キロですが、E32も同じなんです。よって、技術もメルセデスの方が優れていると言っても過言ではないように思います。

ただ、誤解して頂きたくないのが、BMWというメーカーを、そしてBMWが生み出した車の全てを否定するわけではないのです。
確かに、以前「BMWは妥協の産物」旨を書きましたが、「妥協」という言葉には「双方が譲り合って一致点を探して解決する」という意味があります。つまり、あの言葉には「バランスが良い車」という意味も隠されています。
高くて良い車もあれば、高くても悪い車もあります。安かろう悪かろうみたいな車もあれば、安くても世界に誇れる車はあります。
ことBMWはそういう意味でバランスが良い車だったのは事実ですし、各自動車メーカーがお手本にしたこともあります。
今回E46に触れてみて確かにコストダウンは感じました。が、それが何だと言うのでしょう？E46には素晴らしい魅力があるじゃないですか。コストダウンでそれが薄れるわけでもありません。

私は今回の件でE46が更に好きになりました。実はE36も見たのですが、私はE46の方が良い車だと思ったくらいです。内装の耐久性は著しく向上し、今回見たE46のドア内張りなんかはとっても綺麗です。E36の場合かなり剥がれてしまっている個体が多いように思います。また色々とE46のことを調べているのですが、歴代3シリーズの中で一番バランスが良い（走行性能、信頼性等の信頼性や維持費等）という意見が多いですね。E46以降はどうもアレなみたいで（笑
以前からE46には興味があったということもありますが、良い個体（走行距離や予算）があれば欲しいくらいです。