メルセデス・ベンツがBMWのような1円単位のコストダウンに挑戦する時が来るなんて思いもしませんでした。
それはドアトリム成型ですが、BMWの場合ドアロック機構手前で成型しており、ドアを閉めている時室内から見るとドアトリムとセンターピラーの間からボディカラーが見えてしまうというものでした。
ちなみにアテンザはこのあたりが意外としっかりしており、BMWと同じくドアロック機構手前ながら室内からはボディカラーは見えません。コストダウンをするにしても本来ならばこうあるべきでは?
ちなみに旧メルセデスはドアロック機構も覆うように成型しています(写真はCクラスW202)。
ところがAクラスW168から一部の車種でBMW風の1円単位のコストダウンに挑戦してしまい、ボディカラーが見えるようになってしまいました。
削れるところは徹底的に削っても、マツダのような創意工夫も見られない自動車造りでは、良い車は造れそうにないなと改めて思った次第です。
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Posted at 2016/05/07 22:54:12