FC東京U-18のFP松岡瑠夢は、8日から始まったフットサル日本代表候補の名古屋トレーニングキャンプに招集された。高校卒業後は、FC東京U-18から慶応大へ進み、サッカーを続ける。その経歴は、そのままFW武藤嘉紀(マインツ)と重なり、今後サッカーで大成する可能性も十分に秘める。足元のテクニックに優れ、「フットサル向きだよね」と、周囲から評されてきた松岡だが、U-19フットサル日本代表候補のトレーニングでは、それまで思い描いていたフットサルとは、多少、異なる印象を受けたという。
鈴木隆二監督も「3日間のトレーニングを経験してもらうだけても、サッカーにもすごく良い影響が出るはずです」と、松岡の今後のフットボール人生に大きな期待を寄せる。フットサルのトレーニングの中でも、高い技術を随所に見せていたレフティが、今後、どのようなフットボーラーになっていくか。
以下、8日のトレーニング終了後 松岡瑠夢選手のコメント
――初めてフットサルをやってみた感想はいかがでしたか?
松岡 思っていたのと、結構、違いましたね。もっと個人技で打開していく形なのかなと思っていたのですが、パターン化というか、戦術みたいなのがしっかりしていて、サッカーではあまりないところなので難しかったですが、すごく良い経験になりました。
――これまでフットサルの経験というのは?
松岡 いや、やったことないです。
――今回、U-19フットサル日本代表に招集されて『行こう』と思ったのはどうしてですか?
松岡 僕はサッカーでも足元のプレーが得意なので、そういうのをもっと磨けたらと思いますし、代表という機会は、そう簡単に与えられるものではないので、せっかく呼ばれたので、そこで自分の成長につなげたいと思いました。
――まだ一度のトレーニングですが、何かサッカーにも生きそうだなと感じたことはありますか?
松岡 前を見ながらというのは、サッカーでも大事です。より、そこを強調されたことで、サッカーでも常に前を見てやろうと思いました。逆にディフェンスなんかは、前に当てさせないように、しっかり相手の前に入るというところは、サッカーと共通していたので、そういうのはすごく良い経験になったと思います。
――高校卒業後の進路は決まっているのですか?
松岡 自分は小さいころから慶応の小学校にいて、そのままずっと来ているので。慶応大学に行って、またプロになれるように頑張りたいです。
――今後もサッカーでやっていくんですね?
松岡 はい。
――このチームは、5月にあるU-20AFCフットサル選手権に出場する予定ですが、その大会についてはどう考えていますか?
松岡 そこら辺は、まだ何もわからないのですが、こっちも選ばれるように1日1日をしっかりやっていきたいです。
――まずは今回参加してみて、どうしようかなという感じですか?
松岡 いいえ、選ばれたら全部参加したいです。メインはサッカーでやっていきますが、こっちも選ばれたら毎回入りたいです。
――U-18の選手を含めて、周囲の反応はどうでしたか? 『フットサルやっていたの?』ってなりませんでしたか?
松岡 みんなビックリしていましたね(笑)。チームのやつは、フットサルをやっていないことを知っているのですが、よくプレースタイルが『フットサル』と言われるので、チームのやつは『合ってるんじゃない?』って言われましたが、学校とかではビックリされました。
――残りの2日間でやっていきたいことがあれば教えてください。
松岡 サッカーでもそうですが、フットサルでも、点を取れる選手は一緒だと思うので、点にこだわってやっていきたいです。
――フットサルだと、ポジションはどこになるんでしょう。やってみた感じ、前、中盤、後ろとどこが合いそうでしたか?
松岡 前の選手は大きくて収まる感じなので、そこではないと思います。サッカーでも組み立ては好きなので、底から組み立てていければなと思います。