長女1人のときはそこまで苦痛でもなかった。
幼児3人を抱えるいま、洗濯物の量が凄まじくて死にそうです。
夜2回干して朝一気に取り込む
保育園、幼稚園から我が子を迎えたらまず最初に白物で1回洗濯機を回します。機械がまわっている間にお風呂にいれ夕飯作り
子どもたちが夕飯を食べている間に1ラウンドを干し、そのまま黒物のお洗濯を開始。
子どもたちを寝かしつけた夜に二度目の洗濯物を干して完了します。
一歳の末っ子長男のグズりが酷い時や、上の子たちがなかなか寝付かない日は深夜になることも。
朝起きたら自分の準備よりも先に洗濯物の取り込みお畳を始めます。
この時の天気によっては室内干し+除湿器で無理やり完了させることも少なくありません。
生乾きなんかより次に押し寄せてくる洗濯物量の方が恐怖なのです。
子どもがいると洗濯は倍数比例する
・保育園はお着替えが頻回・幼稚園は遊び方が豪快(汚れがひどい)
・そもそもバスタオルの使用頻度も高い
幼児が家にいるだけで洗濯物の量が膨大!
洗濯機が回っている間は、終了のアラームが鳴るまでが家事と育児のカウントダウンのように時間に追われていました。
子供の寝かしつけ時、自分までウトウトして寝落ちしようとも洗濯機の中で絡まり乾く衣類を想像しては身体に鞭打って起き上がるしかありません。
洗濯めんどくさい。もうウンザリ。辛い。眠い。
毎日の家事に心の底から嫌気がさしていました。
小さな靴下が私を救った
ある日いつものように洗濯物を干していると末っ子長男が赤ちゃんの時に履いていた小さな靴下が出てきました。・たぶん家のどこかしらから出てきただけ
・しかも片っぽしかない
・しかもすでにサイズアウト
もう誰も履くことのできない靴下は、洗濯はさみに挟んだときとても頼りなく、ものさびし気に見えたのです。
同時に、もうそのころの時間を取り戻すことはできないと悟りました。
おぼつかないけど今しっかり自分の意思で歩く息子がたくましい
あ、この服は長女のときからのお下がりだ。
あれ?次女はいつからオムツ無しで朝まで寝るようになったんだっけ。
干される衣類の数々には子どもの成長と思い出がぎっしり詰まっていました。
メンドクサイ、辛い、洗濯なんて大っ嫌い!
干すのも取り込むのも畳むのにも嫌気をさしてたわたしはこのときふとでてきた小さな靴下のおかげで大切な何かを思い出しました。
子どもの成長を取りこぼしたくない
おもらしや食べこぼしですぐ汚れてしまう衣服も
遊びすぎて泥だらけになるズボンも
暴れすぎて捗るどころではない夕方のお風呂に使うバスタオルまでも
ひとつ一つがどこか笑えたり泣けたりイラついたりと五感に残りものばかり。
ありきたりなはずなのにあっという間に懐かしく思える日常の一コマだったりします。
毎日同じように過ぎゆく家事の中でも、日々変わって成長していく我が子の姿がある。
洗濯物干場にぶら下がる小さな靴下がそう教えてくれました。
まとめ
毎日の洗濯物がめんどくさい量も多いし、時間もコストもかかりすぎ!
ウンザリしてた家事を見つめなおしたとき、そこには大切な何かが潜んでいます。
立ち止まろう
思い出そう
しみじみしてみよう
泥だらけのTシャツも
ひざ小僧部分が擦れたズボンも
食べこぼしシミの頑固なよだれかけも今日はなんだかとっても愛おしい
毎日辛いと感じていた家事がほんの少しキラメいたそんなわたしの出来事です。