HOME> ニュース> 『七人の侍』、「午前十時の映画祭」過去7年間の最高動員記録を達成。4Kリマスターで上映された劇場も
2016年11月 8日/Stereo Sound ONLINE 編集部・佐藤めぐみ
全国の映画館で、1年を通して毎朝10時に名画を上映する大好評企画「午前十時の映画祭」。7年目を迎えた「午前十時の映画祭7」は、全国55劇場で今年4月2日(土)にスタートし、2017年3月24日(金)まで開催予定となっている。
本映画祭は、1作品あたり2~4週ごとに持ち回りで上映される。去る10月8日(土)~11月4日(金)の上映は、黒澤明監督による不朽の名作『七人の侍』。なんと4週間で4万1,264人を動員、それまでトップだった『ティファニーで朝食を』の2万9,984人を大幅に上回り、過去7年間の最高記録を達成した。
『七人の侍』は、1991年のリバイバル上映以来、25年ぶりの全国公開となった。都内の劇場はネット予約の段階で土日の上映がすぐに完売し、平日も満席になるほどの盛況ぶり。本映画祭は基本的に1日1回上映だが、劇場によっては複数回上映を実施。ツイッターでは、若い女性ファンを含めて絶賛のツイートがあふれた。
なお、本作は4K上映が行なわれることでも話題になった(劇場の環境により、2K上映だったところも)。Stereo Sound ONLINEでも、4Kリマスター版について詳細をお伝えしたのは記憶に新しい。職人の手を経て生まれ変わった絵と音に、感激した人も多いだろう。
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「午前十時の映画祭」過去7年間の動員トップ
1:『七人の侍』 4万1,264人(2016年度)
2:『ティファニーで朝食を』2万9,984人(2016年度)
3:『砂の器』2万7,545人(2014年度)
4:『ショーシャンクの空に』2万5,711人(2015年度)
5:『マイ・フェア・レディ』2万5,561人(2016年度)
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