昨日、仕事で松本に行ったついでに同市内にある業務スーパーによって買い物をしてきました。
毎月一度、同じように仕事で松本を訪れる際に決まって買い物をしてくるのですが、買うものは毎回だいたい決まっていて、ざっと店内を見て回って直ぐにお会計というのがパターンです。
しかし、昨日は直前にあるブログ仲間のツイートで紹介された商品に興味が湧き、どうしてもそれを購入したいと、売り場中を探して回りました。この商品については後日書きますが、お目当ての商品を探しているうちに、ひとつ変わった商品を見つけてしまい、地雷臭はするものの、もう、その味が気になって気になってしょうがなかったので買ってしまいました。
まぁ、勿体ぶって書いたところで、何を買ったのかはタイトル通りなのですが、それを今日のお昼に試してみました。以下はその様子です。
お昼ご飯を作る時間がなかったので事務所でクッキング
いつもですと6時には起きているのですが寝坊をしてしまい、お昼ご飯の弁当を作る時間もないどころか、朝食もしっかりと食べる事が出来ない慌ただしい朝でした。
寝坊した…
— hesocha (@hesocha_twi) 2016年11月7日
事務所の近くには食事のできる場所がないため、こういう時はコンビニ弁当などになるのが通常なのですが、ロクでもないことを閃きました。
今日は事務員がお休みのため昼食時には私しか事務所にはいません。 だから多少おかしなことをしても証拠さえ残さなければ怒られることもありません。
よし!事務所内でアウトドア料理だ!!
トランギアのメスティンとエスビットのポケットストーブで炊飯してみた - ヘソで茶をわかす
時々、ストレス発散のためにやっているアレをまたやろうと思います。
前日に買った商品と、米一合、メスティンとポケットストーブを持って出社です。
本日の主役はサバカレーの缶詰
今日の主役はこのサバカレーの缶詰です。
なんでも、ググってみたところ、1996年7月4日から同年9月19日まで、フジテレビ系で放映されていた玉木浩二の主演ドラマ『コーチ』 (COACH) の劇中で登場したものらしく、放送終了直後の1996年10月から商品化され、一時は入手が困難になるほどの人気商品となったということなのですが、私、全然記憶にありません…
みなさん憶えてます?
まずコーチ見たことないや。主題歌の「田園」が大ヒットした記憶はあるのですが、サバカレーブーム…
そんなサバカレーブームありましたっけ?
まぁ、ともかく、関連商品が作られるくらいですから面白いドラマだったのでしょう。機会があったらこちらも視聴してみたいと思います。
私の買ったものは劇中のものとはパッケージが違うようですが、そのイメージを踏襲したものって感じです。
さて、私の購入したサバカレーの缶詰のはなし。
ごはんだけ自宅から持ってきて、それにかけてレンジでチンでも問題はないのですが、カレーと言えばキャンプ、缶詰と言えばキャンプ、ということで、キャンプっぽく飯盒などのキャンプギアを使った炊飯(炊爨)と行こうと思います。
何の意味があるかって?
楽しいだろ?
意味はそんだけ。
メスティンとポケットストーブ&固形燃料で炊飯
いつもの様にトランギアのメスティンという飯盒でご飯を炊きます。
いっしょに使うのはエスビットのポケットストーブとアルコールの固形燃料1個です。
メスティンの半自動炊飯
通常、飯盒炊爨をする際は水加減・火加減が難しく炊き上がるまで目を離せませんが、この組み合わせでの炊飯はほったらかしでも美味しくご飯が炊けるのでとても便利です。
お米1合に対して、水は写真のとおり、メスティンの取っ手のリベットのところまでです。20~30分ほど給水させるとよりおいしく炊けます。
メスティンを火にかけると蒸気で蓋が外れてしまうため、蓋の上にはおもりが必要です。こんな風に缶詰をおもり代わりにすると、缶詰の中身も暖められて一石二鳥です。
火を付けたらこのまま火が消えるまで放置です。大体20分程です。
ガスストーブなどで炊飯をする場合は火加減や時間を気にしながらになるので面倒ですが、これなら同時進行でおかずを作ったりすることも楽ちんです。まぁ、今日はしませんが…
火が消えたら蒸らすとごはんが一層美味しく
固形燃料の火が消えたらご飯は炊けています。
直ぐに食べても良いのですが、ここで焦らずに、すこしご飯を蒸らすと一層おいしく食べられます。
100円ショップで売っているお弁当の保温バッグです。これにメスティンと缶詰をいれて10~20分ほど蒸らします。
こんな感じです。蓋をしてしばらく待ちましょう。
タオルや新聞紙などで包んでも良いです。冷めないように保温に気をつけて蒸らすのがポイントです。
また、この際にメスティンをひっくり返してパンパンっと底を数回たたいておくとご飯がこびり付かずに食べやすいです。
サバカレーの缶詰のお味は?
キレイに炊き上がりました。
お米の甘い香りがして実に美味そうです。
缶詰も開けてみましょう。
インド人っぽいイラストがあったので、エスニックな感じのカレーかと思いきや、日本人になじみのある雰囲気のカレーです。
正直、チョッとだけホッとしました。これならば無難な味付けだろう。
メスティンに開けてみるとこんな感じ。
小さな缶詰によくもまぁ、こんなにも具材を入れたものです。驚きのボリュームです。
そして具が大きい。
良いですねぇ。好きですよこういう具の大きなカレー。
缶詰やパウチのカレーはどうしても具が小さくなりがちですが、これはしっかりと食感も楽しめる大きさです。
肝心の鯖も入っていました。
水煮の鯖が、これも割と大きなサイズのまま入っていました。
さて、お味ですが、やはり大きめに切られたゴロゴロとしたジャガイモやニンジンが美味しいです。インスタントの食材でこれだけ歯ごたえまで楽しめるものは少ないと思います。
ルーも日本人好みの味というか、もはや日本のカレーの味といっても良いような安心のカレーの味です。スパイスが効いているのでルーを食べてサバを感じることはありません。
………
………………
ですが、サバ自体を口にすると………
当然ですがしっかりとサバなわけで………
う~ん
どうしてサバ入れちゃった?
わたしサバは好きなのですが、なんか、これは違うかな…
どうしてもサバの匂いが気になります。
これ、水煮の鯖なのですが、もし自分で作るのであれば、一度焼くなり揚げるなりしたほうが美味しいだろうと思います。
うん。軽く衣をつけて揚げて、カレーと馴染みやすくしたら美味そうな気がしますね。これはそのうちやってみようと思います。
ともかく、この缶詰は好みが分かれるような気がします。
念のため書きますがマズイわけではないですよ。缶詰カレーの中では美味い方だと思います。
大きめの野菜とかたまりませんし、スパイスも良い感じです。
何というか、非常に申しあげにくいのですが、サバが余計だったかな。あれがチキンか何かだったら最高だったと思います…
こんな終わり方でよいのか疑問ですが、終わります。
では、また。