８日朝早く、愛知県稲沢市のコンビニエンスストアに３人組の男が押し入り、現金約４０万円を奪った上、バールのようなもので店の窓ガラスを割るなどして逃走しました。その３０分ほど前には愛知県豊山町の飲食店にも、ほぼ同じ服装の３人組が押し入る強盗未遂事件が起きていて、警察では同一犯の可能性があるとみて捜査しています。
８日午前４時４５分ごろ、稲沢市の「セブンイレブン稲沢駅前２丁目店」に３人組の男が押し入り、店員に包丁のようなものを突きつけて「人を殺したくない、金を出せ」などと脅し、レジと金庫から計約４０万円を奪いました。
その後、３人組はバールのようなものでレジ近くの商品ケースや出入り口付近の窓ガラスを割るなどして逃走しました。
警察によりますと、３人組の男はいずれも年齢が２０歳代くらいで、白の作業服を着て黒の目出し帽を被っていたということです。
店にいた経営者と店員の男性に、けがはありませんでした。
その３０分ほど前には、約８キロ離れた豊山町の「すき家４１号豊山店」に、ほぼ同じ服装の３人組の男が押し入り、バールのようなものでレジをたたき壊して、現金を奪おうとする強盗未遂事件が起きました。
警察は３人組の服装が似ていることや同じような凶器を使っていることなどから同じグループによる犯行の可能性があるとみて捜査しています。