こんにちは、Shin(@Speedque01)です。仕事のつらさや貧困に起因した悲劇的なニュースには事欠かない昨今ですが、なんとかして楽しく人生を過ごす方法はないのか、ちょっと考えてみました。
そこで一番最初に頭に浮かんできたのが「ベーシックインカム」です。
ベーシックインカム(basic income)とは最低限所得保障の一種で、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を無条件で定期的に支給するという構想。
基礎所得保障、基本所得保障、最低生活保障、国民配当とも、また頭文字をとってBIともいう。フィリップ・ヴァン・パレースが代表的な提唱者であり、弁護者である。しかし少なくとも18世紀末に社会思想家のトマス・ペインが主張していたとされ、1970年代のヨーロッパで議論がはじまっており、2000年代になってからは新自由主義者を中心として、世界と日本でも話題にのぼるようになった。
フィンランドでこれを実施する実験も開始されるようですね。
世界で初めてベーシックインカム制度の導入実験を決めていたフィンランドに関して、来年から導入実験が開始となることが本決まりとなった。
フィンランド政府が発表した実験内容によると、フィンランドの全成人の中から無作為に2000~3000名を抽出して対象者とし、その上で、来年から2年間に渡って対象者に対して月額560ユーロ(約6万5000円)を支給することで、従来型の社会保障制度が良いのか、ベーシックインカム制度の方が良いのかその効果を見極めることを予定しているとしている。
なかなか夢のある制度ですよね。食べていけるだけのお金を毎月貰うことができれば、いろんなチャンスが広がりそうです。仕事のために死ぬ、なんてことも少なくなるかもしれません。
ベーシックインカムを自分で作るという発想
ただ、そううまくはいきません。このような制度を日本で導入するには、財源の確保や抵抗勢力の排除など、気が遠くなるようなプロセスを踏む必要があります。数年というスパンではとても実現しないでしょう。切ないですね。
だったら、政府を頼らず自分でベーシックインカムを作り出してしまう、というのはどうでしょう。
もし自分の給料とは別に、何もせずとも毎月30万円ほど入ってくるような仕組みを構築できたとしたら、人生が楽しくなりそうな気がしますよね。
仕事があまりにもつらかったら休職しても良いし、すぐに収益化できなそうだけどどうしてもやりたい活動があったらやってもよい。ベーシックインカムを自分で作り出すことができれば、そうやって軽やかにいろいろできそうです。
お金がない、というのは想像以上にぼくたちの行動を縛ります。そうやってギチギチに縛られてしまうせいで、無駄なストレスを背負い込んでいる人、周りにもたくさんいますよね。
そういう人に、ぼくは「ベーシックインカムを自分で構築すること」をオススメしたいのです。
ブログ以外に5本ぐらいベーシックインカム源を作りたい
ぼくはもともとブログで収益化はまったく考えていなかったのですが、途中から少しやってみたら思ったよりうまくいきました。
参考:サラリーマンがブログで稼ぐことは可能なのか、6ヶ月間試してみた - Outward Matrix
ブログは趣味の一環であり、特に苦労もせず更新しているため、ある種のベーシックインカムと言ってもいいのかもしれません。本業で給料は貰っているため特に使いどころはないのですが、本業以外にもある程度お金がいただけるというのは精神的にラクになりますね。
ただ、ブログがあるから仕事をやめよう!という気分にはなりません。ぼくなんか比べ物にならないレベルのPV&収益を誇っているヒトデさん(id:hitode99)も、「仕事はやめない!」とおっしゃっていましたが、その気持ちはなんとなくわかります。
ベーシックインカム的な収入があっても、それがなくなってしまったら生活できなくなってしまう。だから、ある程度安定している本業の収入が欲しい、というのは当たり前の感情ですよね。
ですが、もしブログのようなベーシックインカム的収入源が他にもあったらどうでしょう。同じレベルのものが4つとか7つとかあったら、「会社を辞めて自由にやってもいいかも!」って思えるような気もするんですよね。
ブログ以外にパッと思いつくのが不動産投資ですが、なんか手間がかかりまくってほかのことに悪影響が出そうな気がします。アフィリエイトも大変そうなんだよな・・・ブログ以外にもうひとつ文章系で何かをやろうという気にはなかなかなれません。
自分の人生の彩りを増すためにも、ベーシックインカムのタネを見つけてじわじわと育てていく活動はどんどんすすめていきたいですね。