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コケの生態について学ぶ講座

11月06日 19時46分

コケの生態について学ぶ講座

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コケの生態などについて学んでもらおうという講座が津市で開かれました。
三重県総合博物館で開かれた講座では、講師を務める学芸員が世界には名前がついているコケが1万8000種ほどあって、日本には約2000種が生息していることなどを紹介しました。
このあと、約10人の参加者が博物館の庭に出て、様々な種類のコケを観察しました。
このうち日当たりの良いところに生える「コスギゴケ」にはこの時期だけに見られる袋状の茶色い胞子体が見られ、参加者はルーペを使って観察したあと、標本を作るためにピンセットでコケを丁寧に採取していました。
参加した40代の男性は「山歩きをする時に見かけるコケが気になって参加しました。山に行くときの楽しみが1つ増えました」と話していました。
講師を務めた三重県総合博物館の学芸員、森田奈菜さんは「三重県は自然が豊かでいろいろな種類のコケが観察できるので、これを機会に興味をもってほしいです」と話していました。

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