11月05日 12時38分
ことし5月、岐阜県関市の中濃自動車学校で、男性会社員が受けた大型二輪免許の卒業試験で合格点に達していないのに検定員の計算ミスで誤って卒業証明書を発行していたことが分かりました。
ことし5月、関市の男性会社員が中濃自動車学校で大型二輪免許の卒業試験の技能検定を受け、合格点を下回りました。
しかし、自動車学校の50代の検定員の男性が試験の点数の計算を誤ったため男性は合格となり、卒業証明書が発行され、県の公安委員会から免許が交付されていたということです。
その後、警察の学校への定期検査でミスが分かり、県の公安委員会が10月9日から11日までの3日間、中濃自動車学校に対して卒業証明書等の発行を禁止する処分をしたということです。
男性会社員は警察の立ち会いのもと再び技能検定を受け、合格点に達したため免許の取り消しは行わなかったということです。
中濃自動車学校の恩田茂校長は「責任ある仕事をしているのにも関わらず、こういうことが起き、深く受け止めています。再発防止を徹底し、適正な検定ができるようにしていきたいと思います」とコメントしています。
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