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安曇野に越冬コハクチョウ

浅瀬で羽を休めるコハクチョウの親子=安曇野市の犀川白鳥湖で

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 立冬の七日、長野は冷え込んで長野地方気象台(長野市)は初氷を観測したが、中南信地域は、ほぼ平年並みの冷え込みだった。安曇野市豊科の犀川白鳥湖などには、越冬のためシベリアから飛来した十八羽のコハクチョウが羽を休めていた。

 アルプス白鳥の会によると、今シーズンは十月二十日にコハクチョウが初飛来。徐々に数が増え、七日早朝には成鳥十三羽、幼鳥五羽の計十八羽が犀川白鳥湖と同市明科の御宝田(ごほうでん)遊水池で越冬している。

 犀川白鳥湖の北西には冠雪した爺(じい)ケ岳や鹿島槍ケ岳など北アルプスの山々が望める。大型の望遠レンズを肩に湖を訪れたハクチョウ愛好者の中には、陽光に輝く北アにレンズを向ける人もいた。

 この日の最低気温は長野が一・一度で平年より三・八度低くなったが、松本は三・六度(マイナス〇・一度)、飯田五・二度(マイナス〇・三度)、諏訪二・九度(マイナス一・一度)などだった。

 長野での初氷の観測は、平年より二日、昨年より六日それぞれ遅くなっている。

 (野口宏)

 

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