11月02日 19時44分
人手不足に悩む介護や福祉の仕事に新たな人材を呼び込もうと、介護就職フェアが愛知県岡崎市で開かれました。
介護就職フェアは11月11日の「介護の日」を前にハローワーク岡崎が開いたもので、岡崎市と幸田町で介護施設などを経営する社会福祉法人や医療法人など計10の事業者が参加しました。
会場には来年春に卒業予定の大学生や主婦など女性を中心に大勢の人が訪れ、各事業者ごとに設けられたブースで、仕事の内容や労働時間、それに、待遇などについて熱心に質問していました。
ハローワーク岡崎の管内では、ことし9月の時点で、仕事を求めている人1人に対して企業から何人の求人があるかを示す有効求人倍率が1.64倍と、改善傾向にある一方、介護や福祉に関する企業では4.61倍と、人材不足が続いているということです。
ハローワーク岡崎の大嶋健二所長は「介護や福祉の仕事は介護が必要な高齢者が増えている上、長時間労働で仕事もきついと、応募に躊躇される方がいる。企業の採用意欲は高いので、今後も介護分野に特化した面接会を開くなど求職者と企業のマッチングを図りたい」と話しています。
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